明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて18年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

不要なものを工夫して使う

2009年09月08日 | 平凡な出来事
あるものを上手に使い切る人は素晴らしい人ですが、不要なものを
工夫して上手に使う人は、人生の達人なのかもしれません。
日本の企業でもこの精神が浸透しているところは、100年に一度と言
われる大不況でもびくともしないんじゃないでしょうか。たとえ一時期
業績が落ちてもふたたび不況にマッチして立ち直るまでに、しっかり
とした内部保留が生きてくるからです。
昨日の新聞でおもしろい記事が載っていました。新潟県小千谷市は日本
でも有数の豪雪地帯ですが、この大雪はこの地域にすむ人にとっては悩
みのタネです。屋根につもった雪は雪下ろしをしなければ家が潰れるし
、下ろした雪は家の一階部分まで積もって生活に困窮しますが、この
不要になった雪を上手に使い切ろうというわけです。それは一階に雪室
を作って、雪かきをした雪をそのなかに入れるわけですが、その数量が
30トンといいますから半端ではありません。それだけ冬はたくさんの
雪が降るということになります。この30トンの雪を冷房と冷蔵に使う
わけですが、冷房はダクトを利用して夏でも室温が10度前後といい高
原のような自然の涼しさが保てます。冷蔵は雪室の隣の部屋を利用して
使いますがスイカやジュースなどを置き、収穫をした農作物も置くこと
ができます。知人を招いて収穫をしたソバうちを楽しむこともできる
ようです。まさにエコライフの家ですが、このようにして不要なものを
上手に使い切る新潟県の人は素晴らしいですね。私たちの回りの不要な
ものでも工夫次第では、使えるものはたくさんあるような気がします。
あるものを上手に使って、不要なものを工夫して使えるエコライフは
これからの日本にとって一番大切なことなのかもしれません。

千年ホームの不動産 http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html

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