スーパーの１０年

昨日はめずらしく、一日中小雨混じりの天気でした。
低気圧が西から東に移動したために、このような天気になったのですが
、量的にはたいしたことはありませんでした。雨雲の本体は、山口県
より南を通過して、雨雲の先端がようやくひっかかる程度だったために
、お湿り程度の雨しか降らずに残念でした。
イトーヨーカ堂が、１０年前にスーパー、米ウォルマート・ストアーか
ら低価格の商品を試しに仕入れたがほとんど売れませんでした。世界中
の安価な商品を仕入れるノウハウを持つウォルマートですが、品質のこ
だわりが強い日本では受け入れられなかったということです。
でも、日本の景気の低迷と所得の伸び悩みで、５～１０年で嗜好が変わ
ったようです。低価格志向が定着しつつある日本で、１０年前に不発で
あったウォルマート流の戦略に勝機が訪れたのかもしれません。
低価格の代表格のユニクロは、１０年前から業績好調が続いています。
新興国で大量生産した安価な衣料品というイメージのユニクロなのに、
なぜと疑問に思いますが、これは品質を伴ったブランドとして消費者に
認知されたからです。ユニクロが大手スーパーの下請けに入らずに独自
の店舗を持ち、ユーザーに直結したのがよかったのです。
スーパーの衣料品はユニクロの出現で、苦戦が続いていると言います。
独自の開発商品を作るか、新たな販売手法を考えないとスーパー衣料品
部門はユニクロに勝てそうにありませんが、ユニクロは常に新たな戦略
を実践しているので、追っつけないのが現状なのかもしれません。

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