時代劇で浪人が傘修理職人として生計を立てている場面がよくある。
実際、江戸時代の貧しい藩などでは、武士が傘の修理をして藩を支えて
いたところもあったぐらいだ。
それだけ傘修理の仕事は、町にたくさんあったのです。
最近は傘の修理屋さんなどほとんど見かけなくなった。それだけ修理が
必要なくなったというよりも、修理をせずにちょっとダメになったら捨
てる人が大半。都会では雨が降った翌日には、駅などには使い捨てられ
た傘が氾濫しているという。私が子供の頃、ものを粗末に扱うと親父か
ら「ものを粗末にして」と言ってげんこつをされたものです。
先日ブッチャーかあさんが、めずらしく傘の修理をしていた。
8本ぐらいあるほねの先っぽの一本のプラスチックが、欠けたのでそれ
をひもでくくって直そうとしていた。ところがよく見ると、それだけで
はなく、ほねの一本がくの時に曲がっている。せっかく直すなら、ほね
の曲がりも直さなくてはと思い、私が試行錯誤することに。
ほねの曲がった部分に太めのはりがねを添えて、曲がった部分を伸ばし
た状態で、両端を細目のはりがねでくくりつけることにした。
完璧とはいかなかったが、少しましになって補強できたかな。
昨日娘が、傘の先っぽ一本のプラスチックがはずれると言う。
工具箱に使い古しのコーキングがあったので、プラスチックの穴にコー
キングをつけて直してあげた。
これから毎日のように降る雨。傘は必需品。一人でも多くの人が、傘が
痛んだら修理して使う時代になったらいいのにな・・・。
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