仕事の出かける前に、いつものようにゴミを出しにいった。
ゴミ収集場所は歩いて１００ｍぐらいの所にあるが、その日は処理困難
物の日だったので食べ物のかすなどは一切ない。
ゴミを出すときは、野良犬とカラスからつつかれないようにシートをか
けるのだが、この日はシートなしのゴミ収集日。いつもは隣のＮさんが
早いのだが、まだだれもゴミは出していなかった。
ガレージに戻って、自転車に乗っていざ出発。
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すると、先ほど出したゴミ袋をクンクン嗅ぐ一匹の犬がいた。
どこかであったなつかしさが、そうです居候犬トロロだったのです。
１年半ぶりぐらいだろうか。最近見かけなかったのでトロロのことはす
っかり忘れていましたが、体型も少し太り気味で元気そうだった。
以前わが家にいたコロより年下だから、かれこれ１７歳～１８歳ぐらい
になるのだろうか。
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自転車が近づくと「クゥン～」と鳴きながら走り去っていきました。
人間でいえば８０歳過ぎのおばあちゃんになるのだが、あの身のこなし
はとてもそんなには見えずに３０歳以上は若く感じた。
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野良犬でもなく、飼い犬でもないが愛くるしい犬だから近所の人たちに
愛されて食べることには困らない。一個所に留まらないので、いつも
あちこち歩き回っているので運動不足になることはない。
そして栄養がかたよらないように、自然の草をたくさん食べているのだ
ろうから糖尿病、心筋梗塞にも縁遠い。
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居候犬トロロの生き方を、私たち人間も学ぶところがあるのかな。
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