不動産管理を行っていると大工さん等との取引が必要だ。
アパート、借家などの修理には、色々な職種の職人さんが現場
に行ききする。水漏れが起これば水道屋さん、床に穴があけば
大工さん、雨漏れが起これば板金屋さん、ドアが開きにくくな
ったら建具屋さん、網戸が破れればガラス屋さん・・・
・
このたびアパートに１０年住んだ入居者が、先月末退去した。
出た後の現場を見に行くと、あちこちと修繕箇所があったので
まずは大工さんにお願いすることにした。この大工さんは１０
年近く当社管理のアパート、借家の修理を行ってきた。
畳の間をフローリングにやり替えて壁、天井の補修もお願いす
ることにした。工事時期を大工さんから連絡を待っていた。
・
「もしもし、今度の工事は出来そうにないです」
「どうしたんですか」
「３０秒ほど、気を失っていたんです」
大工さんは８０才近くになるので、あまり無理はできないと思
っていたが気を失って大けがでもしたら大変なことになる。
色々とお世話になったが、引退もやむを得ない。
内装屋さんにお願いして、小さな仕事でもやってくれる大工さ
んを紹介してもらうことにした。数日後に、大工さんの話があ
ったので、たちまち今回のアパートの現場を見てもらうことに
した。続きは明日になりました。また見てね。
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