梅雨の合間の自転車

本日自転車で出かけようとすると雲行きが怪しくなった。
でも梅雨のまっただ中、雨がやんでいるときに出かけないと出
かける日はなくなってしまう。「備えあれば憂いなし」という
ので傘を持っていこう。手で持つわけにはいかないので、自転
車車輪の隙間にうまく突っ込んで出発することに。
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目的地に到着して巡回しているとポツリと雨粒が落ちてきた。
西の空が先ほどよりどんよりとしてきたので、ぼちぼち引き上
げることにした。自転車で１０分近くこいできたので、この間
持ってくれればいいがと思いつつ加速する。
・
ポツリ、ポツリ落ちてくる雨粒は徐々に強く体に当たり出す。
こんな時のために傘を持ってきたので、自転車を止めて傘を差
した。最初は傘を差して歩いて帰ろうとしたが、自転車を押し
て歩くととてもじゃないが３０分以上はかかる。
・
裏通りは車の行き来も少ないので、裏通りを選んで傘を差して
自転車をこいだ。いよいよ事務所がある大通りにさしかかった
が、直線にして２００ｍ。大通りは歩道が整備しているので、
むしろ安全かも、しかしパトカーがよく通る。パトカーと遭遇
しないことを願いつつ、傘を持ったまま自転車をこぐ。
・
「傘を差しての自転車は危ないです」マイクから流れる主は、
後から追いかけざまのパトカーだった。おまわりさんの忠告を
無視するわけにはいかないので、自転車から降りてテクテクと
押して帰ることにした。悪いことは出来ないものですね。





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