明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて18年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

昭和の町中華が生き残る

2025年02月27日 | 不動産屋のブログが一番
2024年法的整理で倒産したラーメン店は72軒に達した。
これは前年から3割以上の増加で、過去最多を大きく更新する
結果となった。この背景には、原材料費や人件費、電気代など
のコスト高騰と、「ラーメン一杯1000円の壁」がある。

その一方で、昭和からに続く「町中華」は今も変わらずに街角
でのれんをあげ続けている。店内には年季の入った木製のカウ
ンターがあり、壁には色あせたメニュー表が揚げられている。
ラーメン一杯600円、餃子350円、チャーハン700円と
いった価格設定だ。

新規参入のラーメン専門店が次々と淘汰されるなかで、町中華
はなぜ生き残ることができるのだろうか。この疑問を探る。
近年のラーメンブームを牽引してきたのは、SNSで話題にな
る「行列店」だ。新規開業のラーメン店は、話題性を武器にし
て広範囲から集客を目指している。しかし、このビジネスモデ
ルは消費者の「移動」に依存している。

一方、町中華は「地域密着型」の営業をスタイルを貫き、主に
徒歩圏内や自転車圏内の常連客に支えられている。この点は、
コスト高や不景気の影響を受けにくく、大きな利点となる。
地域住民にとって町中華は「移動せずに食事を済ませられる生
活インフラ」であり、むしろ需要が安定する。

昼休みに近隣の工場や事務所の従業員が徒歩でランチを済ませ
、夕方には買い物帰りの主婦が餃子を持ち帰る。常連客から「
今日は野菜炒めね」それだけで注文が成立する。





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