歴史館では10/11~11/24の間特別展示「幕末日本と徳川斉昭」が行われている。これは、第23回国民文化祭・いばらき2008協賛事業としてのことである。また、並行してこの展示で説明しきれないことをミニ講座として開催されている。今回、その行事の一環として、「幕末の大奥-天暲院と徳川斉昭」と題し、江戸東京博物館学芸員畑 尚子氏による講演会であった(14:00~16:00)。
今回も早めにと思い、25分前には着いたが、すでに満杯で座席券はなくなっていた。前回(10/25)同様ロビーでビデオ放映を見る羽目になった。
大奥は水戸嫌いということが言われているが、本当かどうか調べてみたが、確たる証拠はなかった。しかし、状況証拠はかなりある、と(いろいろの資料あり)。
講師は大奥関連がご専門らしく、大奥を通して見た様々な江戸末期の事情が窺えて興味深かった。定説となっているようなことにも、誤りなしとせず、新たな史料により、新たな事実が解明されている。