今日はわくわく学園共通講座第7回目で、午前中は「右脳で描く」と題し、環境芸術学会・東京藝術大学美術教育研究会会員藤原ゆみこ氏による講座だった。藤原氏は日立市出身で、わくわく学園・鹿行校の絵の講師をされているという。
絵に関しての見る側からの苦手意識、描く側の苦手意識の元を掲げ、これらを左脳と右脳の認識の違いから説明し、概念に捉われずに見る・描くことが重要で、そのためには右脳で感じ、描くことであり、最後に「右脳を活性化しよう」という。各受講者には、A3サイズの紙3枚とクレヨンで本日の朝食の気持ち、海のイメージなどを描くことを行った。また、アルツハイマーなど認知症の老人の描いた絵のすばらしさなどのプロジェクタによる披露があった。
午後からは、「裁判員制度について」と題し、水戸地方裁判所民事部訟廷管理官相澤 洋氏による講演だった。前半約1時間は選ばれた裁判員が行う裁判について、実際に即した様子を描いたビデオ放映があり、小休止をはさんで、裁判員制度の詳細な説明があった。