今日は1カ月ぶりの山行に鍋足山に行った。知人のシモンさんが主宰(リーダ)する「茨城の山探検」オープン山行第4回へ参加したものである。合計18人での新緑中、小生にとって初めての西側「湯草」からのルートである。
往路は尾根を登り鍋足山Ⅲ峰、Ⅱ峰と登ってⅠ峰である本峰に到着、昼食。小生は途中のコンビニで買ったおにぎり2個とインスタント味噌汁を食べた。北側に下り、笹原への分岐を左にトラバースして沢を渡り、支尾根の鼻先を上がった。そこから、リーダのアドバイスがあり、小生一人その尾根を三角点峰に向けて直登した。その他の一行はそこからトラバースして北に歩いてそこから尾根を登って主稜線に出て北から三角点峰を目指した。
急坂と時に岩場が出てくる尾根を登り、途中2度本峰を基準に現在地を同定しながら、地形を地図と確認しながら登る。山頂近くではスハマソウ(葉のみで花はすでに終わっている)を観察して三角点峰に到着。他の一行はすでに到着、休憩中だった。お湯を沸かしてドリップコーヒを一杯と「あたり前田のクラッカ」を少し口にした。20分ほどして全員出発、主稜線を南に進み、Ⅳ峰に登った。Ⅳ峰とⅢ峰の間の鞍部に下り、そこから南西に谷を下った。ここからはずっと谷を還ることになる。
すぐに大きなケヤキが現れ、そのそばに行くとともに下ってその木の下方からそれを見上げたりした。数百年は経っているこの谷の主のような神木のようだった。この谷は新緑が綺麗で、しかもモミジが多く、モミジ谷と呼ばれているようで、紅葉のときはさぞかし見事だろうと思った。
3(2?)段滝の左岸を下りて少し進んだところに断崖をへつる場所に差し掛かった。20cm位の直径の丸木が崖に立ててあり、その直径20cmの切断面の上に左足から飛び降りたところ、濡れて少し苔むしていたせいか滑って転落。6・7m一回転して沢床に落ちた。幸運なことにどこも打つことなくリュックがクッションにもなって怪我はなかった。しかし、一回転して身体が振られたためにメガネ(スポーツ用の外れ止をしていたが)が吹っ飛び、崖を登ったりしてあちこち探してしまった(結局、崖下に落ちていた)。
そこからは、すぐに不動滝の脇を通り、往路を引き返した。