0:45国見SAで2回目のトイレ休憩。喉が渇いていたので、自動販売機でお茶を買った。2:50前沢SAで3回目の休憩。4:50花輪PAで4回目のトイレ休憩。そして、5:55弘前城脇にある「津軽藩ねぷた村」駐車場に到着。ポツ雨模様だったので、全員バス内で支給された「ちよちゃんのりんごごはん弁当」を摂った。
6時半となって、添乗員の引率で弘前公園に向かった。しかし、小生はあちこちと眺めながら歩いて行ったので、皆とは遅れて一人歩きとなった。東側にある中央高校口から入り、三の丸に入り、二の丸丑寅櫓を左に見て突き当りを左に曲がり南下、左手に二の丸東内門を見ながらさらに南に歩いて、下乗橋にやってきた。
写真でよく見る弘前城の典型的な撮影スポットである。今年を最後に10年間ほど、この景色は見えなくなると聞いていたので、今回このツアー旅行を申し込んだ。よく見ると、本丸石垣の東面がかなり孕んでいた。見るからに崩れそうな気配だった。天守の狭間の数は天守の大きさに比し多いことに驚いた。着いた時は降っていた小雨も、この時分になると晴れてきた。
天守に登り、格子から岩木山を望んだ。
雪を頂い津軽富士の姿は誠に見事だった。本丸と北の廓を結ぶ鷹丘橋を抜け、北の廓東口から出て北に進み賀田橋を抜け北の北門(亀甲門)をくぐり亀甲橋を渡って外堀の外側を反時計周りに歩いた。
(左の写真は亀甲橋から外堀越しに北門(亀甲門)を望む)
一陽橋の袂を通り、一陽橋口で南に折れ西濠(旧岩木川)に架かる春陽橋を渡って蓮池との間にある「桜のトンネル」を南下した。桜のトンネルの南端で東に折れ、埋門跡から西の廓に入り、二の丸に入る。二の丸未申櫓を見て南内門を抜け杉の大橋を渡って三の丸から二の丸辰巳櫓を見て、この三の丸を南に下って追手門から外堀の外に出た。
外堀の外側を反時計回りに歩いた。外堀の水面は見えず、散って浮かんでいる桜の花びらでびっしり覆われている。東門口で東門をくぐって三の丸へ、さらに二の丸の東内門をもくぐって二の丸へ再び入った。
そこから北に向かい与力番所跡で抹茶と茶菓子(¥500)を戴いて、中央高校口から外に出てバスの駐車場である津軽藩ねぷた村に出発時間10時の10分前に帰着した。約3時間20分城内を見て回ったことになる。
9:55駐車場を出発、10:49鰺ヶ沢駅に到着。ここで11:02発の五能線深浦駅行きに乗り、深浦駅までローカル線の約1時間の旅を楽しむ。その間バスは先行し、我々を深浦駅でピックアップする。途中、千畳敷駅を通るが、
この千畳敷周辺の海岸は寛政4年(1782)の地震で隆起した海岸段丘面だという。
12:09深浦駅に到着。早速バスに乗り込み12:15出発し、12:31「WeSPa椿山」に到着。まず、レストラン「カミリア」で
ちゃんちゃんやき昼食を摂って、次に鍋石温泉開閉式展望温泉で入浴。
14:23WeSPa椿山を出発、16:00道の駅「おおがた」着。16:23に出て16:30に菜の花ラインに到着。
路肩の駐車スペースにバスを止めて、道路の両側に伸びる菜の花と桜の花の写真撮影。16:38そこを発って、17:44今夜のホテルであるルートイングランティア秋田に到着。昨夜水戸を出発してからの長い本日の旅は終了した。夕食は自由夕食だったので、ホテル内のレストランで済ませた。