夕方ホテルにもどると、相方がひと足先にチェックインして、プールで泳いでいました。もどるのを待って、しばしくつろいでから夕食を食べに行きました。特に当てがなかったので、駅前の地下街にでも行こうか~と話していましたが、ホテルの目の前に”京のおばんざい”という看板を見つけ、吸い寄せられるように入りました。
「麺どころ 晃庵」さんというこちらのお店は、本来うどん屋さんのようですが、夜は地酒や京都ならではのお料理がいただけます。ちょうど京都の家庭料理があれこれ食べたいところだったので、願ったりかなったりでした。お客さんは結構入っていましたが、席が広く、静かでくつろげました。
まずは、夏の京都といったら鱧(はも)でしょう!ということで、鱧のおとし(湯引き)をいただきました。梅と、黄色い方は酢味噌だったかな?2種類のソースでいただきました。
焼万願寺唐辛子。最近は東京でも買えるようになった、京野菜の万願寺唐辛子。私はピーマンと同じように種を取ってましたが、このまま食べられるんだ~と知りました。おいしかったので、最近は家でもよくまねして作っています。
京のおばんざい盛合せ。手前から湯葉、ふきの煮物、紅白なます、だし巻き卵。紅白なますって関東ではお正月以外あまりいただかない気がします。関東の卵焼きはしっかりと甘みがあるので、だし巻き卵をいただくと京のお味だな~と実感します。ふんわり優しいお味でした。
賀茂茄子と鶏の揚げ出し。おだしがしみじみとおいしかったです。大阪、京都で九条ねぎのおいしさに目覚めて、最近は家でも常備しています。
鴨も京都らしいお味。2種類のねぎをたっぷり添えていただきました。
〆に、刻みきつねと九条ねぎのおうどんをいただきました。京都のおうどんは、讃岐うどんより少し細めなのですね。おだしの効いたおうどんは、おなかに優しく、さっぱりといただけました。