寒さがやわらぎ、よく晴れた週末、湯島天神に梅を見に行きました。
混まないうちにと午前中にでかけましたが、ちょうど梅の見頃の時期とあって、すでに多くの人たちでにぎわっていました。3月8日まで梅まつりとのことで、境内には出店が並び、大いに盛り上がっていました。
菅原道真公を祀り、学問の神様で知られるこちらの神社、そろそろ受験シーズンも終盤とあって、境内には数えきれないほどの絵馬が、何重にもかさなって奉納されていました。どの受験生も笑顔で春が迎えられるといいですね。
太鼓橋のある日本庭園の前では、和服姿の女性が平家物語を語りつつ琵琶の演奏をしていました。
この日は結婚式もありました。満開の梅の中、多くの人たちに見守られての結婚式、新郎新婦やご家族にとっていい思い出になりますね。
みごとな枝垂れ梅。お花のシャワーのようです。
優美な枝ぶりにうっとり。
まわりをマンションに囲まれ、決して広大とはいえない境内ですが、これも都会ならではの梅の風景。江戸の庶民の気分を味わいながらの楽しい梅見となりました。