映画のあとは、マクドナルド...ではなく、京橋にあるイタリアン・レストラン「リストランテ フィオレンツァ」(Ristorante Fiorenza)でお昼をいただきました。場所は銀座1丁目のすぐ横の通り。着いた時は満席でしたが、遅めの時間だったのが幸いし、5分ほど待って入れました。前菜、パスタ、デザート、食後の飲みものがつくコースをいただきました。
前菜は5種類の中から選びます。これは「パルマ産生ハムとトルタ・フリッタ」トルタ・フリッタはイタリア風揚げパンです。ひと口サイズのぷくっとふくらんだ揚げパンに、ほどよく塩味の効いた生ハムがよく合います。 ワインが飲みたくなるお味です。
私は「アンティパスト・ヴェジェタリアーノ」(野菜の前菜盛り合わせ)をいただきました。エリンギのソテー、野菜のマリネ、フリッタータ(オムレツ)、カポナータ(ラタトゥイユ)、フムス(ひよこ豆のペースト)。
パスタも5種類から選びます。こちらは「鶏レバーミートソースと九条ネギのパスタ」大盛りです。大人味の和洋折衷スパゲティでした。
私はクリーム系のパスタはめったにいただきませんが「生クリームもベーコンも使わない”本当の”カルボナーラ」というのが気になってこちらにしました。ベーコンではなく自家製パンツェッタが使われています。クリーミィで濃厚なソースは生クリームではなく何を使っているのか...たぶん卵黄だけでなく全卵を使っているのでは?と想像しました。
デザートの盛り合わせをコーヒーとともに。ぽんぽんと並べただけの無骨な盛付けですが、どれもおいしかった。こういう家庭的なスウィーツ大好きです。手前からティラミス、マンゴーのパンナコッタ、チーズケーキ、ブルーベリーのムース。
お酒の並ぶカウンター、明るさを抑えた照明、温かみのあるインテリアとお料理が心地よく、イタリアのどこかの町の食堂にぶらりと立ち寄ったような気分が味わえるお店でした。