現在「世田谷パブリックシアター」で公演中の「敦~山月記・名人伝~」を観ました。
世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎氏が、昨年、初の演出作品として上演し絶賛を博した作品ですが、“作家・中島敦を介して古典と現代を見事に融合した舞台”として、今年は更に進化しています。
オンラインチケットはこちらから。電話での申し込みは「くりっくチケットセンター」03-5432-1515へ。
今回は一番前の席で観ることができたので、とても臨場感がありました。私は、2番目の作品“名人伝”が特に面白くてよかったと思いました。弓矢を射る名人の話ですが、名人になるために修行に修行を重ね、晴れて名人となれたものの、名人となってしまった最後の最後、彼に残されたものは“空虚な時間”だけ・・・?
作者、中島敦氏は33歳で亡くなってしまったそうですが、彼の人生観と重なり合うような話の展開は考えさせられるものがありました。(原作が読みたくなりました)
『何もしようとしなければ人生はあまりに長い。何かを成し遂げようとすれば人生はあまりに短い』・・・この言葉は“人生”を非常にうまく言い表していますよね・・・。
9月18日まで上演しています
世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎氏が、昨年、初の演出作品として上演し絶賛を博した作品ですが、“作家・中島敦を介して古典と現代を見事に融合した舞台”として、今年は更に進化しています。
オンラインチケットはこちらから。電話での申し込みは「くりっくチケットセンター」03-5432-1515へ。
今回は一番前の席で観ることができたので、とても臨場感がありました。私は、2番目の作品“名人伝”が特に面白くてよかったと思いました。弓矢を射る名人の話ですが、名人になるために修行に修行を重ね、晴れて名人となれたものの、名人となってしまった最後の最後、彼に残されたものは“空虚な時間”だけ・・・?
作者、中島敦氏は33歳で亡くなってしまったそうですが、彼の人生観と重なり合うような話の展開は考えさせられるものがありました。(原作が読みたくなりました)
『何もしようとしなければ人生はあまりに長い。何かを成し遂げようとすれば人生はあまりに短い』・・・この言葉は“人生”を非常にうまく言い表していますよね・・・。
9月18日まで上演しています