(写真:先月、視察先の香川県直島の町役場近くで)
今日は、「企画総務常任委員会」でした。
今回は、「補正予算案」と、「仮称ガラスびん資源化施設新築工事請負契約」の議案の審査と、報告事項が3件ありました。
補正予算については、8月の末に総額86億7582万4千円が示されました。一般会計は、「子ども医療費助成」「子育てステーション」「区民施設の改修」「障がい者支援」「部活動支援」「耐震偽装マンションへの対応」などなど、重要な施策のための53億425万6千円です。
この補正予算案に対して、山木委員(民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合、以下「区民連」)から、“修正案”が提出されました。
23区清掃一部事務組合が出資する“新会社設立に伴う分担金”520万円を削除した(だけ)の修正案です。提出理由は、まだ23区が足並みそろわないし、区議会での議論も十分されておらず拙速に決定すべきではない、とのこと。
ちょっと専門的な話なのでわかりにくいかと思いますが、とにかく、この新会社の負担金(23区一律)の520万円は出すな、ということです。(この件については私も問題意識はありました。だからこそ、会派でものすごい時間をかけて議論してきました)
委員会では、“修正案”と“原案”それぞれに対する採決が行なわれたのですが、ウチの会派としては、先週末(金曜日)に「区民連」の事情で唐突に示された修正案に対し、充分な議論が尽くせるように、と、時限付きでの“継続審議”を主張しました。
確かに「区民連」の中では、相当、合意に手間取ったようで、その分、ウチの会派に修正案が示されたのはギリギリ土日をはさんで3日前。それで十分だ!という提出側の委員には呆れましたよねぇ~!ですが、そこはグッと我慢。
「本気で議会で通す」のと、「通すことなど関係なく自分たちの主義主張をハッキリさせたい」、ということは、全く異なります。本気で通すことを考えるなら、他会派に対してそれなりの敬意を払わねば、同調もできない(してもらえない)でしょう。その点、副委員長としても残念でした。
私としては会派の考えを代表して修正案の“継続審議”を述べましたが、結果は“継続”はかなえられず、“修正案”はただちに否決、“原案”が可決ということになりました。
今日の委員会、ちょっと個人的に迷惑だったのが、私の意見表明のときに、ある長老議員が執拗に持論を展開したこと。どうも、「会派を中心として世田谷区議会が運営されている」ことに理解を示されないのか、認めたくない御様子。
「委員会」には、「議案の審査」「請願の審査」などの「審査事項」と「報告事項」とがあります。確かに「報告事項」は、その場で疑問に思ったことを臨機応変に質疑したり意見したりしなければならず、いちいち会派に持ち帰って相談、ということではありません。(だから議員個人の資質が問われます)
しかし、「審査事項」に関しては、世田谷区議会での委員会は、どの議員も会派を代表して発言していますし、実際、本会議での委員長報告でも、すべての発言が個人名ではなく会派名でなされています。(「自民党」「公明党」「区民連」「せたがや政策会議」「共産党」というように。一人会派でさえも議員個人の名前は使われません)
委員会運営上、質疑の時間ではなかったため、そのことは黙っていましたが、すごいストレス。
それにしても、それをよいことにして、傍聴に区民が来ている前で、あんな誤解するようなことを言われるとは、全くもって心外でした。
それに、大声をはりあげたり、威嚇的な言葉や態度は議会にふさわしくない!と、私は思います。それにしても本日は、フー・・・疲れた。
今日は、「企画総務常任委員会」でした。
今回は、「補正予算案」と、「仮称ガラスびん資源化施設新築工事請負契約」の議案の審査と、報告事項が3件ありました。
補正予算については、8月の末に総額86億7582万4千円が示されました。一般会計は、「子ども医療費助成」「子育てステーション」「区民施設の改修」「障がい者支援」「部活動支援」「耐震偽装マンションへの対応」などなど、重要な施策のための53億425万6千円です。
この補正予算案に対して、山木委員(民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合、以下「区民連」)から、“修正案”が提出されました。
23区清掃一部事務組合が出資する“新会社設立に伴う分担金”520万円を削除した(だけ)の修正案です。提出理由は、まだ23区が足並みそろわないし、区議会での議論も十分されておらず拙速に決定すべきではない、とのこと。
ちょっと専門的な話なのでわかりにくいかと思いますが、とにかく、この新会社の負担金(23区一律)の520万円は出すな、ということです。(この件については私も問題意識はありました。だからこそ、会派でものすごい時間をかけて議論してきました)
委員会では、“修正案”と“原案”それぞれに対する採決が行なわれたのですが、ウチの会派としては、先週末(金曜日)に「区民連」の事情で唐突に示された修正案に対し、充分な議論が尽くせるように、と、時限付きでの“継続審議”を主張しました。
確かに「区民連」の中では、相当、合意に手間取ったようで、その分、ウチの会派に修正案が示されたのはギリギリ土日をはさんで3日前。それで十分だ!という提出側の委員には呆れましたよねぇ~!ですが、そこはグッと我慢。
「本気で議会で通す」のと、「通すことなど関係なく自分たちの主義主張をハッキリさせたい」、ということは、全く異なります。本気で通すことを考えるなら、他会派に対してそれなりの敬意を払わねば、同調もできない(してもらえない)でしょう。その点、副委員長としても残念でした。
私としては会派の考えを代表して修正案の“継続審議”を述べましたが、結果は“継続”はかなえられず、“修正案”はただちに否決、“原案”が可決ということになりました。
今日の委員会、ちょっと個人的に迷惑だったのが、私の意見表明のときに、ある長老議員が執拗に持論を展開したこと。どうも、「会派を中心として世田谷区議会が運営されている」ことに理解を示されないのか、認めたくない御様子。
「委員会」には、「議案の審査」「請願の審査」などの「審査事項」と「報告事項」とがあります。確かに「報告事項」は、その場で疑問に思ったことを臨機応変に質疑したり意見したりしなければならず、いちいち会派に持ち帰って相談、ということではありません。(だから議員個人の資質が問われます)
しかし、「審査事項」に関しては、世田谷区議会での委員会は、どの議員も会派を代表して発言していますし、実際、本会議での委員長報告でも、すべての発言が個人名ではなく会派名でなされています。(「自民党」「公明党」「区民連」「せたがや政策会議」「共産党」というように。一人会派でさえも議員個人の名前は使われません)
委員会運営上、質疑の時間ではなかったため、そのことは黙っていましたが、すごいストレス。
それにしても、それをよいことにして、傍聴に区民が来ている前で、あんな誤解するようなことを言われるとは、全くもって心外でした。
それに、大声をはりあげたり、威嚇的な言葉や態度は議会にふさわしくない!と、私は思います。それにしても本日は、フー・・・疲れた。