横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

我が日の本は島国よ、横浜オデッセイ(後)

2013-08-24 | 横浜ラブ
ランドマーク開業20周年記念イベント
ドッグヤードガーデンプロジェクションマッピング
横浜オデッセイです。

■短いバージョン


フルバージョンは長いし画質も悪いので、最後にアップしておきます.お時間があれば、ごらんください。
できれば、是非、現場で実際に体感して欲しいです。

ごく私的な見解で恐縮ですが、
5年前の開港博Y150。本来は開港150年という節目の年でした。しかし時代はまさに日本が経済的にも落ち込んでいるまっ最中。で、地元の商工会などが二の足をふんだこともありますが、その結果、横浜を知らない外部の人たちがイメージだけで利益を上げようと集まり、よってたかって踏み荒らしていったという印象が拭えません。
その後、少しずつ地元商店街や商工会、新聞社が協力して元の横浜らしい開港イベントに還っていきました。今年のY154もおかげさまで盛況。
それでも、開港やら港にちなむイベントにはちょっとした警戒心が働くようになったのも事実なのです。
ですから、今回のプロジェクションマッピングについて聞いたときも、変に横浜のイメージがいじくられていたらいやだなー、という気持ちがちょっとありました。

ところが、実際に上映会に参加して、あの舟形のドッグの底で見上げた画面に映し出された10分弱の映像はとてもすてきでした。

最後のシーンでは、本当にそうなたらいいなー、と心から願ったのです。
ああ本当に、そうなって欲しい。

このドッグではかつて多くの技術者や職人が海運日本の要、造船に携わっていました。
造船というのは、開国日本の原動力ともなった製鉄鉄鋼業を基本とし、資源の少ない島国日本が海外へ活路を開いた重要産業でした。
みんな、今ではなく将来自分たちの子どもや孫の時代がもっと豊かで幸せである事を願って、営々と日々を積んできたに違いないのです。
この当時の人たちが今の自分たちをみたら、よろこんでくれるかなあ。
自分たちが働いていたドッグにこんな風に人が集い、時間を共有しているのを見て一緒に楽しんでくれるかなあ。

そんな事を感じたひとときでした。

後編おわり。
前編はこちら。

■長いバージョン:画質よくありません。