横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

幸せの黄色いハンカチ

2013-08-26 | 日常茶話
黄色いハンカチ運動ってご存知ですか?
私もその実物は初めて見ました。



提唱者は宇野弘信さん。
第一級障害をもっていますが、外見はまったくの健常者。
助けを求めても、なかなか本気にしてもらえなかったり、酔っぱらいと間違われたり。
宇野さんは一つ間違えば、命に関わる危険な状況に何度も遭遇しました。
その経験から
自分も含め、多くの同じような悩みを抱えた障害者が緊急時を知らせるSOSを発信する手段として、この黄色いハンカチを思いついたのです。

黄色いハンカチに名前と連絡先、持病の症状、かかりつけ病院、などを記入。
これを常に携帯。緊急時に取り出して、救援要請します。
発作などで声を出せない時だけでなく、万が一意識を失った時も、
この黄色の発色のおかげで、時には身分証よりも早く発見、状態を確認してもらえる可能性も大きいはず。

当時、この運動のキャンペーンに出かけようとする宇野さんを主治医は止めます。
「体力的に無理です」と。しかし宇野さんは諦めませんでした。
「たとえ死んでも、一切の責任は問いません」と誓約書を書いてたったひとり、酸素ボンベを携えて、全国キャンペーンを開始。
次第に賛同者が集まり、その活動はいまでは非営利特定法人(NPO)に引き継がれて続いています。



黄色いハンカチ推進本部ホームページはこちら:http://www10.ocn.ne.jp/~hankachi/