横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

ホテル・ニューグランド 3.ホテル、ニューグランド なう

2013-09-08 | 横浜ラブ
現在の、ホテル・ニューグランド
ちなみに正式名称は、株式会社ホテル、ニューグランド
名称に「、」がはいるのはとーっても珍しいんですよ。


18階建ての新館は、平成3(1991)年、開業。

銀杏並木が大きくなりすぎて、本館の宿泊客から「ロケーションが悪くなった」という声がではじめたのは1970年代。
その10年後にはバブルに湧く世相に比例して周辺に次々とホテルが林立。
老舗、というだけで、お客を待っていれば良かった時代が終わります。

横浜ニューグランドはローカルホテルから、グローバルホテルへと大きな転換を余儀なくされていました。
平成16(2004)年、JR東日本と、業務&資本提携。

賛否両論、喧々諤々。

でもね。逆風も向きを変えれば順風だ!
結婚式だけじゃなく、国内外の団体ツアー、企画ツアーにも積極的に参加。
映画やPVのロケにも解放。

創業当時から続く館内のバーにもこんな企画が。


色々工夫があって楽しいね。

現在のフロントロビー。新館1F




昼間は中庭が見渡せるラウンジ。


エレベーターには、ホテルのシンボルマーク。鳳凰の紋。金ぴかだー!!

客室は本館ならではゲストルームも残しつつ、
ロケーションもバッチリ!の新館タワー客室も充実。




昔は一見さんはお断りだった(あくまで噂。)ホテルニューグランド。
この日は、高知からサッカーの遠征試合に来たという高校生の団体とすれ違いました。
彼らもここに泊まるのです。開業当時の人が聞いたらきっとビックリ。
でも、ホテルは人が集まるところ。
ニューグランドはきっと喜んでいると思うのよ。

いまでこそ、歴史的価値ある建物は極力残して行こうという風潮だけど、ほんの20年前は新しいものがすべて、
旧いものは壊そう、建て替えてなんぼ!が当たり前でした。
その時を乗り越えて、残ってくれたニューグランド。
いつまでも横浜の顔であり続けて欲しいと思ってます。


そうだ!Suicaも、使えるんだよ。