真言宗では、個人の法要は33回忌まで。だそうです。
50回忌を勧めるところもあるようですが、家の檀家寺では33回忌で一区切り。
故人はあちらでの修行を終え、この後、菩薩様になるか再び生まれ変わるかを選択するんだそうです。
いってみれば、誕生日みたいなもの。
で!
母と妹から
「もしかして、去年おじいちゃんの33回忌だったんじゃない?」という発言が飛び出したのは、春のお彼岸の時でした。
何となく計算してみるとどうやらすっかり忘れていたような覚えていなかったような…。
慌ててご住職にうかがうと、33回忌の意味とそれ以上特にご法要はないという前述のお答え。
「それでも皆さんのお気持ちですから、遅れたお詫びの法要ということではいかがですか?むしろその方が故人も喜ばれると思います。」との温かいアドバイス。
渡りに船とお言葉に甘えることし、
妹の提案で、9月の祖父の誕生日を新しい誕生の日ということにしようと決めました。
そして、当日
9月というのに、まるで真夏のような日差し。
本堂のお仕度ができるまでちょっと時間があり、お座敷で待っていると、ご住職の奥様がご挨拶に見えました。
そしてまもなく、とんでもない事実が明るみになるのです!
「このたびはお世話になります。去年は何かと忙しくすっかり失念しておりまして…」と母。
すると奥様が
「こちらこそ、お手伝いさせていただきます。本日は〇〇(祖母の名前)様の33回忌法要と、□□様のご供養ということで…」
一同「え??」
今日はおじいちゃんの33回忌を忘れちゃっててごめんなさいのお詫びとおばあちゃんの23回忌を一緒に、という話では?!
「いいえ、お調べしましたら、昨年は〇〇(祖母)様が33回忌でいらっしゃいますよ。」
えええええええええええ~~~!!!!
まさかの10年ロスタイム!!!!!
その後、家族でじたばた。
本堂で平身低頭の私たちに、
「真言宗では、人間は過ちを犯すものだからそれを責めるのではなく、反省してお詫びを申し上げる『懺悔のお経』というものもあります。今日はそちらをあげさせていただきます。」と、ご住職。
はい、もうほんとうにごめんなさい。
こんなうっかり子孫ですが、末永くよろしくお願いします。
というわけで、お詫びを飛び越えて、懺悔の法要の一日でした。
そして、秋の気配。
50回忌を勧めるところもあるようですが、家の檀家寺では33回忌で一区切り。
故人はあちらでの修行を終え、この後、菩薩様になるか再び生まれ変わるかを選択するんだそうです。
いってみれば、誕生日みたいなもの。
で!
母と妹から
「もしかして、去年おじいちゃんの33回忌だったんじゃない?」という発言が飛び出したのは、春のお彼岸の時でした。
何となく計算してみるとどうやらすっかり忘れていたような覚えていなかったような…。
慌ててご住職にうかがうと、33回忌の意味とそれ以上特にご法要はないという前述のお答え。
「それでも皆さんのお気持ちですから、遅れたお詫びの法要ということではいかがですか?むしろその方が故人も喜ばれると思います。」との温かいアドバイス。
渡りに船とお言葉に甘えることし、
妹の提案で、9月の祖父の誕生日を新しい誕生の日ということにしようと決めました。
そして、当日
9月というのに、まるで真夏のような日差し。
本堂のお仕度ができるまでちょっと時間があり、お座敷で待っていると、ご住職の奥様がご挨拶に見えました。
そしてまもなく、とんでもない事実が明るみになるのです!
「このたびはお世話になります。去年は何かと忙しくすっかり失念しておりまして…」と母。
すると奥様が
「こちらこそ、お手伝いさせていただきます。本日は〇〇(祖母の名前)様の33回忌法要と、□□様のご供養ということで…」
一同「え??」
今日はおじいちゃんの33回忌を忘れちゃっててごめんなさいのお詫びとおばあちゃんの23回忌を一緒に、という話では?!
「いいえ、お調べしましたら、昨年は〇〇(祖母)様が33回忌でいらっしゃいますよ。」
えええええええええええ~~~!!!!
まさかの10年ロスタイム!!!!!
その後、家族でじたばた。
本堂で平身低頭の私たちに、
「真言宗では、人間は過ちを犯すものだからそれを責めるのではなく、反省してお詫びを申し上げる『懺悔のお経』というものもあります。今日はそちらをあげさせていただきます。」と、ご住職。
はい、もうほんとうにごめんなさい。
こんなうっかり子孫ですが、末永くよろしくお願いします。
というわけで、お詫びを飛び越えて、懺悔の法要の一日でした。
そして、秋の気配。