横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

情けない話

2014-10-05 | 日常茶話
そのマンションの一階は駐輪場と駐車場です。
オープン式ですのでシャッターなどはありません。
マンションにお住まいの方が使用していて空きは無いそうです。

ところがある日のこと
いきなり駐輪する自転車が増えているではありませんか。
おまけに、割り箸やペットボトルが散乱。
居住者からは何も連絡をもらっていないので,不思議に思った管理会社が調べたところ、
増えた5台すべてがマンションの登録車ではない(持ち主不明の第三者が所有)であると判明。
盗難車の可能性も出てきました。

そこで、警察に通報。
すると、
私有地内でのことには介入できないので、
関係者(この場合はマンション居住者)の確認をとった上で、
公道に出してあれば対応します、との回答。

ともかく5台すべてを一旦マンションの駐輪場から出した上で、チェーンで固定。
所有者は速やかに申し出ること。場合によっては違法駐車なので規定の違反料金を科すこと。
以上を明記した告知書を貼って、様子を見ることになりました。

すると数日後に近隣から通報が。
『中学生らしい子どもたちが、自転車を勝手に移動している』

管理会社が警察に連絡し、管理人は現場に急行。
するとチェーンが切られた上、告知文書は丸めて捨てられ、一枚はボイラー室の扉に。

当の自転車は、目と鼻の先に悠々と駐輪。
中学生らしき人影はありませんでした。

ほどなく近隣交番の警察官がかけつけ、さらにパトカーも到着。

総勢5名の警官で聞き込み開始となり、まもなく付近で様子をうかがっていたらしい中学生グループを発見。
事情聴取となりました。

さてここまでお読みいただいて、
中学生相手に大人げない、と思われた方もおられるかもしれません。
でも仮に、ご自分の家の玄関先に勝手に見知らぬ自転車がおかれていたら、どうでしょう。
あるいは、軒先がいつの間にかゴミ置き場にされていたら?

マンションの居住者はきちんと賃料を払い、お互いに協力協調して駐輪場を利用しています。にもかかわらず、
空いている(住人が自転車を使用中である)からといって、勝手に自分たちの自転車置き場にしたあげく、
ゴミを散らかしていくことをカッコイイと思わせてはいけません。
管理会社はマンションの住人とオーナーを守る義務があります。
勝手に駐輪をされたことで、実際に使用している人が自分の自転車の出し入れを
遠慮しながらしているというのは本末転倒です。
生活環境の違う人たちがひとつのコミュニティで暮らすためには、
人として守る社会のルールがあることを、早いうちにわからせないと、
一生大人を,ひいては自分以外の人をなめてかかる、と言うのが管理人の主張です。
大人は子どもを守る義務と権利をもっていますが、
それは、こういう行為を許すことではない。と、私も思います。

結果は、反省している、二度としません.ということで管理会社からも今回はおとがめなし。
警察からの口頭注意(お説教)&保護者への連絡ということで落着しました。

ところが最後になんともお粗末なオチが。
通報をうけ、警官から連絡を受けた保護者の誰ひとり駆けつけてくる人は無く、
管理会社にお詫び(あるいは抗議)の電話もありませんでした。

たまたま居合わせたのは,彼らのたまり場になっていた家の保護者のみ。
その人も管理人を睨みつけ
『駐車場が空いているんだから、ちょっと置かせてくれても良いじゃないの!』

いやあなた、まるまる2日間は「ちょっと」ではありません。
何か違っているとは思いませんか??思いませんか??!(管理会社の心の声を代弁)

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台風18号が進行中。
明日は午前中が大荒れの予報です。
通勤通学のみなさま、足元お気をつけください。

秋晴れの横浜が恋しい。