横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ好き晴れ時々ランニング、更新随時

角(すみ)を切る

2014-10-30 | 日常茶話

東京駅の大丸で通りすがりにみかけたお店。


よくあるでしょ。
レストランの行列。

お店によっては、イスを出していたりするの。
座って待っている間にメニューを見て注文を決められるし、
おみせにとっても、お客様にとっても、わりと良いシステムだと思ってます。

ところがたいていはお店の壁面に沿う形でイスをだしているので、
その壁面がウインドウだったりすると、お店の中も、中からも、お互い丸見えってことないですか?
少なくとも待つ方は後ろ向きですが、
中で食事をしている方からは外で待っているのがわかっちゃう。
そうでないにしても、ずらっと並んでいる様子が通行人に見えるのもなんというか…ダサい。
うちの店はこんなに行列ができるんだぜ~って、これ見よがしなのも癪に障る。
裏をかえせば,お客さんを待たせてる、ってことです。

で、このお店。
本来なら、客席をつくったほうが効率が良いのでは?と考える一角をわざわざ切って、凹ませています。
角(かど)をなくす,あるいは角(すみ)を切る、といい、京都や奈良の神社や仏閣などでみたことがあります。
また、風水で方位を気にする人は、こうしてお家の角を切って植林したりすることがあるとも、きいています。

このお店もそういう験担ぎしてるのかしら?
もしかして西の方のおみせかな?(調べたら京都の出店舗でした。
お漬け物で有名ですね。)

験を担いで角を切ったら、お店の看板をおいたりショウケースをおけば良いと考えるのはお店目線。
本当の商売は、お店とお客の双方が満足できること。
これを四の五の言わずスパッと実践しています。
1000年以上の都市文化、戦後60年間でさらに磨きあげた観光都市の心つかいを勝手にかいま見ましたよ。

まだまだ関東は、かなわないなー。

大丸の元は京都の呉服屋さん
1717年開業.今年で237年目、といったら約4半世紀じゃないですか!!
そして東京大丸はまだひよっこ、でも60周年ですって。


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今年も売ります、愛媛のみかん。
おいしいよ!みんな、買いにくる。食べる。お友達に勧める、通販を利用する。これ、よろし!

馬車道まつり2014にて
10月31日(金)~11月3日(月)4日間。
馬車道商店街、関内ホール向かいの
山下眼鏡店とブティックビネスの前あたりのワゴンにいます。<写真は2013年のようす>

よろしくおねがいしまーす。
ここだけの話、フィンランドのほう、からトナ・カイ氏も来日予定。
去年のもようは、こちらにも

準備OK。