@「裏切り」、この映画は強盗での裏切り者を探すが、さらに別の仲間の裏切りがいたと言うどんでん返しの映画だ。人は一度人に裏切られると他の裏切りを怪しんで用心深くなり信用できなくなる。だが、その裏をさらに仲間が裏切るストーリー立ては視聴者に混乱を招くがなかなか面白い。信用・信頼は今日明日で獲れるモノではないが、破壊・破綻は一瞬にして起こる。人間関係で一番辛い思いをするのもはこれではないだろうか。よほど第三者が立ち入り仲介でもしない限り修復はし難い。 裏切る心は決して最初からあるとは思わないが、その原因をじっくり考えて行動しなければ、最後まで取り返しがつかないばかりか、自分に跳ね返ってくる事を自覚しておきたい。
『10 minutes gone』
ブルースウィリスとマイケルチクリスが登場するアクション映画。犯罪ボスのレックス(ウィリス)は、フランク(チクリス)と彼の仲間を雇って、貴重な宝石を盗みだす計画を練る。しかし、仲間の誰かが警官から賄賂をもらい裏切り、警官との銃撃戦を余儀無くさせた。宝石強盗はうまくいった、だが、逃走中に誰かに殴られ、宝石を横取りされた。フランクはレックスが仲間を殺害して横取りする前に一人づつ捜査、だが、裏切り者は見つからない。ところが仲間の一人が宝石を持ち出した事を知り、追跡、問い詰めるが、その仲間も裏切り者は仲間にいたのだと信じる。 仲間が仲間を裏切り、別の仲間が横取りする。