@自分人生の生きかた
人にとってパーフェクトな日々とは何だろうか、そんな思いを持たせる映画だ。映画にある毎日毎日の繰り返しの日々(清掃の仕事、聞き慣れた音楽、本を読み、見慣れた景色など)変化も無く暮らせる事だろうか。人にはそれぞれの生き方があっても良いのだ、と思う。 現代、多くの人は他人、世間の変化を期待するが、自分は中々勇気がなく変化を嫌うという世相がある。だが、本当は自分が率先して変化したいが、できないのが現実という事だろうか。また、こんな喩え「出る杭は打たれる」の如く世間の目は良い事良くない事をどこで判断しているのか不思議だ。人生半ば過ぎると変化を好まなくなるのは変化にめんどくなる性かもしれない。
『Perfect Days』
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。
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