@「親の背中を見て育つ」知らぬまに父親の癖なども覚えてしまうと言うが、映画では父の野球スカウトマンの仕事ぶりに一人娘が発揮する老いた父に対する敬愛だ。一人暮らしの父親の痩せ我慢と頑固な性格は娘との距離を置く、がやはり最後、家族の絆は観ていても気持ちが落ち着く。老後の家族への労りは親族ならではの物語だ。
「人生の特等席」
長年野球のスカウトマン(クリント・イーストウッド)と一人娘の弁護士が繰り広げる父の背中を見ていた教え。契約任期が残り3ヶ月、最後のスカウトマンの仕事に燃える。だが老いで身体が思うようにならない。それを知った娘が大事な弁護士の仕事を掛け持ちで父の仕事現場に駆けつける。幼い時から父の背中を見て育った娘は野球の知識も豊富に父の代理をこなし活躍する。
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