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人間の極限での行動『地上最後の刑事』

2022-05-30 07:45:29 | ミステリー小説から見えるもの
人間は窮地に追い込まれた時にどんな行動をするのだろうか。この小説では地球が半年後に小惑星との衝突で人類が滅びるを想定したミステリーだ。社会秩序が乱れ崩壊していく中で今まで利用してきたものが使えない不便さから希望を失う。「限られた人生の中で精一杯生きること、生きる意味を見出すことの大切さ」だというが、人間の行動は「極限まで」読めない。現実、スマホ、パソコンなど使えない状況だけでもオタオタする状況は想像できるが、利用できなくなった場合、人の行動は20年前くらい前の生活に戻るのだろうか。はたまた人間の強奪する戦争が勃発するか。ウクライナ侵略戦争が世界各国を巻き込む大戦まで拡大したら人々はどんな選択をするだろうか
『地上最後の刑事』ベン・ウインタース
「概要」ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事パレスは、死者の衣類の中で首を吊ったベルトだけが高級品だと気づき、他殺を疑う。同僚たちに呆れられながらも彼は地道な捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるというのに……なぜ捜査をつづけるのか? そう自らに問いつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事
ー生命保険の社員ピーター・ゼルの自殺はパレスには他殺だと感じ捜査を開始する。ところがピーターは麻薬中毒症でその運び屋だった。薬物中毒で自殺と見せかける仕掛け屋が姉の夫だと捜査でわかる。姉の夫は保険金詐欺を企て周りを利用し計画した。その結果4人が亡くなったが、最後まで求めたものは分からなかった。
半年後の小惑星衝突で悟ることはしきを決められたものたちの物語となる
ー半年後の世界に向け、大手のチェーン店等が倒産、電波が利用できないことで携帯、パソコンの利用も不可となり、市場が混乱、暴動が起き、社会全体の秩序が乱れ崩壊へ向かう。



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