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現代の生き方「レス・ストレス」、「辛抱我慢」はもう時代遅れ『二すじの道』

2021-11-06 08:02:06 | 映画から見える世の中の動き
「二すじの道」藩主の判断で家臣はその責任を負う。現代でも教養がなく、分別がない上司の部下に就くことは哀れだ「辛抱・我慢」は昔の心得、現代は即座に転職した方が得策なのだ。要らぬ、余計なストレスは避けるが現代の生き方なのだ、と私は思う。自分に合った職業・職種を自分で求める、生き方が現代風、嫌な上司にいつまでも纏われ、成果を横取りされ、給与も上がらずは、もう忘れた方がいい。古臭い過去の栄光にいつまでもこびりつく上司はもうあっさりおさらばすることが出来る世の中になっている。
#144武士くずれ
松本清張2021年10月
人心把握に長けた老将・家康に絡めて人間心理の内奥を描く松本清張歴史小説でデビュー作
「武将不信」 福島正則vs徳川家康
関ヶ原の戦いで福島は石田三成を恨んでの戦いを望んでいただけで、豊臣秀頼とは恩もあり親密な関係を保ちたかったが、夏冬の陣では江戸での留守居役となり、最後には家康亡き後には城の普請を許可なく行ったことで江戸から信州に護送されその後亡くなった。家康の恐れは福島の元豊臣家臣達との反乱だった。
「転変」最上義光vs徳川家康
家康による義光の次男を跡取りとする目論見。義光は手塩にかけ育てた長男を家康の意向により殺害し家康の元で養育させた次男を跡取りする事なる。 家康の言う形になる次男を最上家の跡取りにすることで東北地方での監視を強化できる。
「二すじの道」松平忠輝vs徳川家康
家康の6男、越後松平忠輝は冬の陣に出遅れ家康の癇癪に遭う。その理由は江州街道で途中急ぎ武者2騎を下馬しなかった理由で成敗してしまった。それは旗本の武者でさらに家康の癇癪を高め、その処置として喧嘩両成敗として討ち取った武者を差し出せと言うと容疑者は逃亡し、さらに代用武者選別にも時間がかかった。10年後に忠輝は改易された。
「武士くずれ」家臣の横柄処理
将棋好きの主人の好敵手馬役がある日、上司達のヘボ将棋の勝負を皮肉った事で城内で刃傷事を起こす。その結果切腹を言い渡され、切腹の当日その仲間が武士の人情で逃亡させる。逃した武士は「自分が逃した」と告白、すると藩は追放処分とした。その後街の宿の用心棒役を受けるとその敵方の相棒がその当時逃した仲間だった。



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