MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

若妻たちの午後 秘蜜DELUXE

2020-05-20 03:43:03 | OV
 
予約録画に古川いおりさんのお名前入れてあるんですが
最近は、もう見たモンばっかですが、なんと引っかかってきたのはこの作品
昔見た「覗かれた人妻 完全盗撮スペシャル」っていうDVDがありまして
一応R−15作品のVシネである「覗かれた人妻 完全盗撮スペシャル」同様、この作品も
3本の若妻を主役に据えたVシネ3本のハイライトシーンのみをオムニバスにした作品
19日のチャンネルNECOの深夜枠でOAされたものの録画視聴です
古川いおりさんを登録してなかったら見逃していた作品
 
ってのも、この作品がDVDとしてリリースされてたのも知らなかったわけでして
こういったOVは、大抵逃さずに私のアンテナに引っかかるのにねぇ
全くノーマークでした。
 
第一エピソードは「胸騒ぎの同窓会」という事で古川いおりさん主演のOV「若妻同窓会」からの再編集短縮版ですから
津田篤さんとの夫婦エピソードは完全に省略され
中学の同窓会に出かけた静香が昔ちょっと思いをかけた同級生で野球部の篤志に出会って
お互い不倫にはしってしまうものの
身勝手な篤志と縁を切って夫の元に戻るというお話
細かいプロットだけを抽出してるので、古川、津田のおかしな夫婦関係が省略されてて
お話に整合性が消えていたような
 
第二エピソードは「友人夫婦の目の目で」というタイトルで、これまたピンク映画やエロチックOVなどで私にはお馴染みの星野あかりさんというAV女優さん主演で「人妻調教日記 友人夫婦の目の前で」という作品の換骨奪胎した作品
このエロチックOVだけDVDのレートはR−18なんですが
シーンの肝となるエロチックシーンはソフトに再編集されててTVOA用なのか、DVD自体R−15での発売に合わせていたんでしょうね
にしても最初に結婚した夫はギャンブル依存症で働かない
再婚した夫は青年実業家で経済的にも恵まれ、セレブな暮らしが始まったが夫の本性はドSでタイトルまんま妻とのSEXは友人目前で行うという・・・
サディスト亭主に岡田智弘さんだったなぁ
 
第三エピソードは「超VIPエステ倶楽部」というタイトルで、伊東ちなみさん主演のR−15でリリースされた「若妻のおシゴト 超VIPエステ倶楽部」の再編集版
セレブ専用のエステテシャンに伊東ちなみさん、その旦那さんに第一エピソードに篤志役で出演されていた徳元裕也さんだったのね
そして、もう1人仕事に疲れた売れっ子アイドルとしてみおり舞さんが
ってみおり舞さんお綺麗なお方ではないのですがチッパイ好きには堪らないお方
伊東さんとみおりさんとのレズシーンは必見ですが
編集があんまり上手でなくて、伊東ちなみさんが陵辱されるシーンが中途半端に編集されてて
お話が繋がらないのが難点です
 
2020年製作、日本OV、ブリーズ作品
石川二郎、蒲原生人、金田敬監督作品
出演:古川いおり、星野あかり、伊東ちなみ
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フォードVSフェラーリ

2020-05-19 20:38:20 | 洋画
表題が示すとおり、1966年のル・マン24時間耐久レースを描いた実話の映画化
映画のクライマックスでのケレンはル・マンレースです
っていうか、ほとんどジャケット一瞥だけでレンタルしてきちゃうものですから
なんとこの映画153分もの尺があったのね
別テイクというかディレクターカット版とかで劇場公開版とかと違ってるっていうので長尺は見るけども、個人的には映画って大体90分前後で収まってるのがベストだと思ってる私ですが
プロットが良かったのか、この映画も2時間30分の長尺はほとんど気にならなかったし
一度も寝落ちしませんで、モニターに釘付けになった作品でした
 
いわゆる、ル・マンレースを常に制覇し続けて来ていたフェラーリ
レーシングカーに金をかけすぎて、経営的に困窮してきたわけで、フェラーリは経営合併相手を探していて
米国の国民カー会社フォードとの提携までこぎつけるものの
フォードの出してきた条件はフェラーリには飲めるものではなくて
スポーツカーメーカーとしてのプライドというかフェラーリの名を貶めるものでしかなく
って飛ぶ鳥落とす勢いのパブリックカーメイカーには名門フェラーリのなさえ手に入れればいいので金にはあかせての屈辱的な条件提示だったから
フェラーリはフォード二世へ侮蔑的な発言で契約破棄
同じイタリアのフィアットと提携してしまう
 
侮辱を受けたフォード二世はフェラーリへの怒りから、自動車メーカーとしての自負心で
打倒フェラーリってことでル・マンに参戦しフェラーリを負かせる至上命令を下す
そこで白羽の矢が立ったのが、アメリカ人で初めてル・マンを制したマット・ディモン演じるキャロル・シェルビーだったのね
彼は心臓に爆弾を抱えていて、今ではレーサー時代の栄光だけで、スポーツカーのディーラーをしていた。
そんな彼がフェラーリに勝つには、クリスチャン・ベール演じるイギリス人で、アメリカで自動車工場を経営しながらレースに出場してるケン・マイルズだった
ってことで、キャロルとケンとの二人三脚でのレース参加への苦難の道行が始まるんですが
そこに実は二世社長の命令とは言え、フォードはアメリカの大企業であり
社長以外に重役陣がたくさんいて
キャロルとケンマンに向かってまっしぐらっていう事で済まされず
フェラーリに集中できるならいいんですがなんと、VSフェラーリ というよりも、社内での対立構造に重きが置かれてる作品
これが実に最後まで・・・

こういうプロットがうまいよね、っていうか実話ですからねぇ
やっぱどこの世界にでもあるんですねこういった対立構造は
ケンというよりは、キャロルが矢面に立ってケンを守る立場と言ってもいいんだろうが
そんな中で2人は他人にはわからない友情を育んでいくわけですが
そうなんですね、そういった社内対立から65年の最初のル・マンレースにはケンは参加させてもらえないんですね
でもってフェラーリに負けてしまう
 
そして66年のル・マンレースにはケンが参戦
なんとトップを走っていくんですが、フェラーリが全車壊れてしまった関係から
フォードが123フィニッシュを飾れと、三車同時ゴールの命が降って・・・
いやある意味アメリカ人には感動的なゴールシーンでしょうが
っていうか、アメリカファーストのトランプさんには受けるシーンでしょうけども
これが50年以上も前にだったんですねぇ
しかし、ケンによっての感動シーンですが彼の優勝はないんですねぇ
そうスタート位地の問題だったんですか、重役にはめられたキャロルとケンでしたが・・・
 
2019年製作、アメリカ映画
ジェームズ・マンゴールド脚本・監督作品
出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ、ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス、レイ・マッキノン、JJ・フィールド、マリサ・ペトロロ
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野獣処刑人 ザ・ブロンソン

2020-05-18 20:20:52 | 洋画
新作ではないものの、ブロンソンの作品が改めてDVDリリースされたのかと思い
手に取ってみたら、なんとブロンソンのそっくりさんロバート・ブロンジーなる人物を使って
レネ・ペレスなる人物が脚本書いて、監督をしたという
2018年に製作されたブロンソンにレネ・ペレスという人物が、オマージュを捧げた映画だったのね
 
なんと昨年暮れに新宿武蔵野館で公開されてるんですね
映画の情報全く入れないから武蔵野館近辺うろついてはいたんですが、全く知らなかった
最近はCGで亡くなられた方を蘇らせて映画を作れる時代です
寅さんもそれで蘇らせたのかと思ってましたが、どうやら回想形式で古い作品の使い回しな作品だったような
撮影途中で亡くなったブルース・リー映画はそっくりさんさんを起用してなんとか作理あげたのは知ってますし
最近では「ワイスピ」ではポール・ウォーカーが撮影途中で事故死したので、実弟を起用して映画を完成させたのなんかは新しいですが
 
まるっきりのそっくりさんを主演に祭り上げて、完コピのブロンソン映画を丸々一本の作品にしてしまうのは珍しいかもですね
しかし、ドアップになると、多少違和感を感じますが
よくまぁ、ここまで似た人物がいたもんでして歩き方といい、銃の構え方撃ち方そして多少ガニ股気味な歩き方といい
ほんとブロンソンが生き返ってきたかのようでしたが
声がしわがれたブロンソンとはちょっと違っていたし、日本語音声でもブロンソンをあてておられた大塚周夫さんも鬼籍に入られて、違う方が当てられていたもんで尚更違和感を覚えてしまい
結局は英語音声で見ちゃいましたが
 
主人公、どっから見てもスーツにコート姿って明かに「狼よさらば」のポール・カージーそのまんまですよね
「狼よさらば」の原題が「Death Wish」
でもってこの映画の原題が「Death Kiss」
明かに「Death Wish 」シリーズの5部作からのいただきシーンが多すぎですね
ただポール・カージーは昨年だかブルース•ウィリスでリメイクされてましたよね
でポール・カージー名乗れないから、劇中密かに支援してるヒロインに名前を聞かれて
ただ“k”とだけ答えるんですね、、明かにポール・カージーでしょう
 
ただ、時代的に違うのは、このブロンソン悪人を射殺するのに躊躇もなんもないし
撃った相手にさらにとどめをさしてる
そしてここだけはCG使って被弾した肉体に血飛沫飛ばしてくれてます
確かに仁志を射殺して葛藤と煩悶するのは第二作までのポール・カージーでして
それ以降はキルマシーンと化したブロンソンでしたなぁ
 
なんであいつを追い詰め、さらに障害児の母娘に金銭的な支援をするのか
最後まで不明でしたが、種明かしされると
ある意味拍子抜けしますが
ブロンソンが活躍した7、80年代の作品に寄せてきていたのも監督のブロンソン愛だったのかなぁ
そういや最近では、このような単純にドンパチするだけの映画は全く作られないよね
いい意味懐古的な作品として楽しませてもらいましたが
ブロンソンのそっくりさんを使う意味が全くわからん
ここまでブロンソンにこだわるんだったら、ヒロインもジル・アイアランドに似た人探してくるか、似せたメイクも、今の技術ならできるでしょう
 
2018年製作、アメリカ映画
レネ・ペレス脚本・監督作品
出演:ロバート・ブロンジー、リチャード・タイソン、ダニエル・ボールドウィン、エバ・ハミルトン、リーア・ペレス、ストーミー・マヤ
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むっちり討ち入り 桃色忠臣蔵

2020-05-17 21:34:28 | ピンク映画
今年になっても、っていうか日本人は忠臣蔵が大好きですが
変わり種のヤクザの敵討ち版「なにわ忠臣蔵」、そして時代劇ではあるものの討ち入りの裏側を金銭面で映画化した「決算!忠臣蔵」と見てきて
ついにピンク映画でも忠臣蔵を・・・
っていうことで、プログラムピクチャーシステムで製作しているピンク映画が2018年の12月7日公開の番線に変わり種忠臣蔵を公開するっていうのは
興行世界としては間違ってはいません
そんな映画が5月2日にDVDリリースされました
 
私は政府がこのコロナ自粛で買い物は通販を利用する様に呼びかけてますが
密林を使うことはあんまりしたくないし、39県の非常事態宣言が解除されて
東京の人々もなんとなく自粛疲れがピークとなったこの日曜日
社会現象としてどのくらいの東京人が緩んでるのかを検証したくて
都心に出かけてみました
税込2000円でサージカルマスク50枚の箱パックとOP映画最新三作のDVDを買って帰ってきました
3月22日以来の都心でしたが、あの気の緩んだ連休よりは多少人々は少なかった気がするけど・・・やっぱ東京人もかなり緩んでるようですね
第二波がどれほどの大波となって帰ってくるのかな
 
閑話休題、さてこのピンク版忠臣蔵ですが
清水大敬監督ならではでしょうか
播州赤穂商事の面々が、吉良商事の社長吉良上野の無理難題っても
水谷あおいさんを無理くり犯してしまい、それを怒った大石くらこが吉良の用心棒を殺して6年の刑に服し
大石が出てくるところから、大石に海空花ってかなりなボリューミーなAV女優さん
アクロバチックなダンスができるんですね
って事で高校時代に世話になったダンス部の連中が赤穂商事に勤めていたんですね
なんで死んだかは説明されてない浅野社長ですが大石服役中に死んでしまわれたようで
 
幸田李梨さんが出演されてたのは儲けものだったし、久しぶりにピンク映画でのは幸田李梨さんの濡れ場シーンが見られた
流石の貫禄でしたし、小さなおっぱいが健在で何よりでしたがな
ほかにジャケットに出てる松井理子、藍色りりかさんの、都合5人が脱がれてたし
できれば山口先生を演じておられた長谷川千紗さんにも脱いで欲しかったなぁ
 
吉良上野には森羅万象さん、吉良にはまり役でしょう
しかし、女優さんたちに
こんな格好させて、両国国技館前でロケするなんて
 
討ち入りですが
ちゃんと5人で行なってましたが、吉良の殺害は止められてしまうんです大石が愛した刑事に・・・
いや美人でしたねぇ海空花さん
なんて読むんでしょうか、調べたら“みそらはな”さんなんですね
先にも書きましたが、幸田李梨さんが出演されてのが儲け物でしたが
なんとオープニングでは後ろ向きながらJK制服着せるなんて、もう犯罪以外にの何者でもない
 
2018年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
清水大敬脚本・出演・監督作品
出演:海空 花、水谷あおい、藍色りりか、中村京子、倖田李梨、松井理子、長谷川千紗、森羅万象、フランキー岡村、佐々木狂介、ケイチャン、山本宗介、野間清史、中江大珍、郡司博史、
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ウィッチクラフト 黒魔術の追跡者

2020-05-17 18:36:50 | 洋画
アルゼンチン製作の魔女、それも現代に生きる魔女の映画
ジャケットのタイトルの上部にデカ文字での惹句になるのか、副題なのかよくわかんないけども“娘を誘拐された魔女VS人身売買組織”ってあるように
実際にはただ全て言い尽くされてるだけに・・・
もう見る前から完全にネタばれしちゃってて
 
っていうか、この魔女、実は街中から魔女だと知られてて
実はタイトルロール前に幼女時代のエピソードが語られてて、人に、たとえ殺人者であっても黒魔術使うことに躊躇いを見せる、実は優しい魔女だって示しており
その魔術も死活問題に関わらなきゃ使わないというとこまで見せといて
 
JKの娘・・・って父親不明なんですね、でもそのJK娘も多少黒魔術が使えるんですが
そー時代が時代だから娘のがJKは、母親にスマホが欲しいってねだるんですが
魔術での通信手段があるんですねぇ
だから必要ないという母親魔女
っていうか経済的にそんなものは買えるわけがないんです
 
そんな娘が年頃ですから、男の子に興味が湧いて、で持って友人たちと一緒に人身売買組織に拉致されてしまう
そこで魔術で母親に魔術で連絡
娘の友人の父親と一緒に人身売買組織を追っていくんですが
最初に訪れたのは、警察
実際に人身売買組織と警察は癒着していて
さらに人身売買組織は市長ともつながっていて
そうですか、そこがアルゼンチンなんですね、一般市民は警察にも政治にも助けは求められないお国柄なんですね
賄賂で社会が成立してってるんですね
麻薬組織が社会を牛耳ってるってのは大体聞こえてはきてますが
売春を目的な人身売買組織の目に余る行為って日常なんだなって納得させられ映画
 
蟷螂の斧的なちっぽけで、ちんけな魔女のは黒魔術は、あんま役に立たない
映画的なお約束はそういう事で成立していく
魔女っても母親ですから、自分の身を削って娘救出の魔術を・・・
血が必要な黒魔術ですから自傷で血を賄うわけで、母親の強さを表現しております
 
南米ですから中年おばさんの主演魔女も巨乳、娘もう巨乳なんですが
ただそれだけで、お色気シーンは皆無です
一応娘と誘拐されたJKたちを地力で助け出してくるんですね
お母ちゃんは絶対的に強いんですね、満身創痍なんですけども
 
これって〈未体験ゾーン〉で上映された一本だったんですね
面白いというよりは孤立無援の魔女母ちゃんが娘を必死で助け出す映画
アルゼンチンは賄賂で治安が保たれてるようですね
庶民はそっちのけ、賄賂横行はなんと児童保護局の役人でさえ公然と賄賂要求するんですね
 
2019年製作、アルゼンチン映画
マルセロ・パエス・キュベルス監督作品
出演:エリカ・リバス、ミランダ・デ・ラ・セルナ、レティシア・ブレディス、パブロ・ラゴ
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スナックあけみ 巨乳濡れ慕情

2020-05-16 21:59:52 | ピンク映画
あれは三年前、鼻血出す私を助けてくれたゴローさんとあけみママ
今はあけみママは事故で亡くなってしまったけど
ママの焼きそばの味を守って、スナックあけみをゴローサンと守っていくわ・・・
 
これは3月に日本映画専門チャンネルの深夜枠でOAされた2019年製作のOP作品
って事でR -18ピンク映画劇場での公開タイトルは「スナックあけみ 濡れた後には福来たる」

テアトル新宿でのOPフェスでのR15版タイトルは「スナックあけみ」

そしてTVOA用タイトルはこの「スナックあけみ 巨乳濡れ慕情」
監督は私の敬愛してやまない山内大輔氏が脚本と監督を
R -15だからではなくなんとまぁ、濡れ場はピンクだからそれなりにあるものの
実にハートウォーミングな作品でびっくりさせられました。
これは果たしてピンク映画の範疇に入れちゃっていいにのかっていうくらいの作品
OPフェスにエントリーしたのも納得ですが
なんと「スナックあけみ 濡れた後には福来る」は、この年のピンク大賞を受賞されてるとかこんな人情劇がピンク大賞とっちゃっていいんでしょうか
たしかに文字通り巨乳のヒロイン霧島さくらさんが2回、W主演と言っていいのかな佐倉絆さんが2回と濡れ場が用意されてるんでピンクと言っていいんでしょうが
これまたプロット上必然の濡れ場であったし
さらにスナックあけみのママ役の黒木歩さんに1回、片足に障害を持つ年増のソープ嬢の里美遥子さんにも1回と必然の濡れ場が用意されてる
 
そうなんですここまで濡れ場のある女優さんを列挙してきましたが
これだけで実に豪華ですがさらにしじみさんまで出演してくるし
って事ですがさらにあけみママの旦那さんに川瀬陽太さん、実にいい役です
家出娘の霧島さくらの体を求めるお客さんにけいちゃんとフランキー岡村さん
佐倉絆さんの婚約者として安藤ヒロキオさん
その父親役で里美遥子さんのお得意客に世志男さん
スナックあけみの常連客には森羅万象さんと野村貴浩さんという男優陣もピンク見慣れた方なら可ほどの豪華さには驚かされるでしょうねぇ

ピンク映画ですから最大の見どころは、霧島さくらを拾ってきた川瀬陽太が黒木歩を失った今
霧島さくらといつ結ばれるのかに見てるこっちは固唾を飲んで待ってるんですが
これが見事に外される
なんと川瀬陽太は務所帰りでありながらも最後までいい人
霧島さくらをしっかりと娘みたいに思っているんですね最後まで、そしてこれからも・・・山内監督最高のギミックですよね、ピンク映画としてはありえねぇ

そしていつのまにか、主役の座が霧島さくらから、佐倉絆に変わっていって
この作品は里見瑤子抜きに語れないという展開になるんですね
ある意味里美遥子さんが存在して無かったら人情劇になってなかった作品だと思う。
唯一脚の傷を見せながら客の世志男との濃厚なマットプレイの場面は、唯一この作品ではピンク映画的なエロい濡れ場だと思うが
この2人の関係は今後の展開での肝的な伏線になってるんですね

しじみさんが一体どこに登場しているのか
実はお顔も見せてくれないんですね
霧島さくらが入居する格安事故物件に出没する幽霊でさくらの上に重なったりしてるだけですが
同じ幽霊になった黒木歩のあけみママに諭されて消えていくだけの存在
幽霊でこんだけの存在感を示す幽霊もいないんじゃないかな
 
このようなヒューマンドラマが生まれるっていうのは
ピンク映画界が未だプログラムピクチャーという製作体制を取ってるから生まれてくるんでしょうね
そういう意味でも新たな観客層の掘り起こしってのわかるけど公開劇場が少なすぎなのが難点
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP•PICTURES作品
山内大輔脚本・監督作品
出演:霧島さくら、佐倉絆、黒木歩、里見瑤子、川瀬陽太、森羅万象、野村貴浩、安藤ヒロキオ、世志男、満利江、しじみ、ケイチャン、フランキー岡村
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マザーレス・ブルックリン

2020-05-16 12:49:46 | 洋画
ジャケットの片隅にみっけたブルース・ウィリス
一応は主要登場人物の一人みたいに均等な配分で乗っかってるけども
そうわかっちゃいるけどやめられない
どうせしょぼい役で之省エネ出演でお茶を濁してるんだ
って思いつつレンタルしてきて、まずびっくりしたのは144分という長尺な映画だったって事で
ウィリスは最初の7、8分で消されてしまいまして、やっぱり感は否めないんですが
主人公演じる障害を抱えたエドワード・ノートン演じるライオネルのチック症候群等いう障害を除いては
頭脳明晰、分析能力記憶力抜群の能力を買い
ここまで私立探偵の助手として育てあげた、いわゆるプライベートアイを演じており
ライオネルを後方支援に配して仕事で誰かを訪ねた直後、拉致されて
ここでもライオネルの沈着分析能力でNYに町中を車で追尾できていくわけで
彼の能力の高さをきちんと見せてくれつつも
残念というかウィリスは追跡途中で相手に射殺され
 
ウィリスの探偵事務所を受け継いで、チック症候群という障害を持った私立探偵ライオネルが、ウィリスの死の真相と犯人を探し出していくというのが基本プロット
そう原作があるようですが、その後原作の時代背景が1999年なんですが、脚本は敢えてこの作品のが時代背景をさらに1950年に置いて、街をNYに置き換えており
もう主人公のチック症候群を除けば
映画の醸し出す雰囲気は、まるでフィリップ・マーローの世界観そのもの
紫煙に煙るジャズバーとか、そこで演奏されるジャズとか、ジャズ歌手とか
もう震えが来るくらいに懐かしさを感じさせてくれる
 
そうなんですか、チック症候群の主人公探偵ライオネル演じるエドワード・ノートンがなんと20年も温めてきて
彼自身が脚本書いて、製作者として自身を主役に監督まで務めた一人4役で作った作品だったようで
どうりで色々拘っていられたようでして、そのものこだわりが随所にプラスとして映画に作用してるようですね
恩人でここまで育ててくれたウィリスの死の真相を暴いていく彼の姿は、真相に近づくにつれてちゃんと有能この上ない私立探偵に見えてくるから不思議
単なる服装の変化だけでなく
街の多物立役者と対峙しても負けない貫禄がにじみ出てきてましたよね
 
敢えて時代設定を1950 年のがNYにしてるのは都市整備に関わる不動産取引が事件の裏に絡んでいたり
たった1人のヒロインのが出自のが問題とか、そういうことはやっぱり50ねんという戦後まもない時代背景が必須だったんですねぇ
よりリアリティというか整合性が納得できてしまうから不思議ですよねぇ
 
ブルース・ウィリスも無駄遣いに見えて、無駄遣いではないように演出されていたなぁ
ここいらもノートン監督の演出意図だったような・・・
大人しめのが作品ですが、ある意味寝落ちせずに最後まで見てたれた作品だった
 
2019年製作、アメリカ映画
エドワード・ノートン製作・出演・脚本・監督作品
出演:ブルース・ウィリス、ウィレム・デフォー、イーサン・サプリー、レスリー・マン、ググ・バサ=ロー、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、アレック・ボールドウィン、ボビー・カナヴェイル、ダラス・ロバーツ
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決算!忠臣蔵

2020-05-15 20:37:11 | 邦画
これまで散々映像化されてきた「忠臣蔵」を裏側から描いてる作品ですから
なんと吉良上野介はお名前だけで、映画にその姿も表さないだけでなく
なんと「忠臣蔵」之クライマックスであるはずの討ち入り之シーンもない映画
そう討ち入りの費用がいくらかかったのかっていうところに焦点を当てた時代劇エンターテナー作品
監督の中村義洋は前作「殿、利息でござる」って、これまたお金のお話で時代劇を撮ったお方
いくら時代劇が好きな私でもこの作品は見るのをやめたって
 
そんな監督の再び武士とお金を扱った映画を見たのかっていうと
江戸では尾羽打ち枯らして汲々な生活苦に喘いでる同士たちを他所に
大石内蔵助がいくら上杉の間諜の目を欺くとは言え、京都の遊郭での遊興三昧にいくら費用がかかってるんだ
って言うのを常に思っていたってのがあって
花魁あれだけあげてれば、今日のお金にしても4、5000万は使ってるだろうにってうっすら思っていたってのもあって
その費用一体どこから捻出したんだ・・・って
そんな内輪の裏話がわかるかと思って見たんですが
さほどかかってはいなかったようですね2000万くらいだったようですね
って討ち入り総費用が大体9000万くらいだったとか
それから見れば相当な費用対価ではありましたが・・・
 
一応製作委員会制度で作られてる作品ですが、松竹と吉本興業がタッグを組んでるんで
吉本の芸人さんの有名どころが多数出演しているんですね
そんな中で上島竜兵が頑張っていたような、芸人封印してましたが、これほど髷が似合ってるって
やっぱバカ殿の影響でしょうね
役者としては安定の堤真一
っていうか、なんでだろうもう関西弁で喋ってる
違和感ありまくりの大石はんでした
ってのも赤穂藩って兵庫県境ではあるものの岡山ですよね
岡山は関西弁の範疇ではないよねぇ
 
って事で、赤穂藩は塩田から富裕のはんですから、そういう意味でも廃藩って言う幕府の沙汰は妥当なはんだったってのはわかるし
あれだけの藩士に慰労金配ってもちゃんと討ち入り費用は賄えるんですがねぇ
瑤泉院には石原さとみさんの持参金でさえ塩田投資でかなりの増えているわけだし
そこから遊郭費用が捻出されてたってのは笑えたわ・・・
 
宮本大誠、波岡一喜、島津健太郎とかオールインでもお馴染みの方々が浪士演じられたのは良かったかな
ただコメディとは言え荒川良々の堀部安兵衛には違和感しかない
ってのも笑わしてくれないんだものねぇ
 
ナイナイの岡村クンが演じてるのは勘定方の矢藤長介
大石内蔵助とは竹馬の友で感情ではなく冷徹な算盤勘定で大石にブレーキをかける役だったけども
大石と間違って殺されてしまうんですねぇ
関ジャニの横山クンが不破数右衛門ですからねぇ
この映画にチャンバラは期待できないわけで、チビっとだけ斬り合いがあるんですが
江戸と京都の往復で当時で75万もかかるんですね
 
とりあえず見終わったらかけそばが食いたくなる映画だった
 
2019年製作、日本映画、「決算!忠臣蔵」製作委員会作品、松竹配給
中村義洋脚本・監督作品
出演:堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、荒川良々、竹内結子、石原さとみ、橋本良亮、西村まさ彦、寺脇康文、上島竜兵、堀部圭亮、山口良一、鈴木福、千葉雄大、滝藤賢一、笹野高史、木村祐一、波岡一喜、島津健太郎、板尾創路、村上ショージ、西川きよし、桂文珍、阿部サダヲ
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ボーダー 二つの世界

2020-05-14 21:18:31 | 洋画
なんとなくレンタルしちゃったら、とんでもない映画だった
ってのもジャケットの惹句に”「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが原作と脚本を手掛けた“って言うのをチラッとみただけでレンタルしてきたから
GEOさんのレンタル中ジャケットのシールになんと18指定と印字されてて
どこがこの作品のR指定なんかいなって
嫌男性器が出てきてるやないですか、それも女性のを肉体からニョッキリと
必要に応じてまさに生えてくるって言う感じ
 
ってことである意味、この映画の主人公のお顔が特殊メイクと同様に
女性の体から作り物ではあるものの男性器が
この映画ボカシが入らないんです
ここでボカシたら、この映画全体のテーマにも意味が無さなくなるわけで
ある意味、映倫さんの英断ですか
そこだけは褒めて差し上げましょう
 
ってそれだけの映画ではなくて、原作が北欧ですから、想像のを生物トロールと人間との共存のお話
原題も「border」ですからこの場合”境界“って言った方がいいのかな
つまり人間とトロルとの境界線は・・・
ヒロインは特殊メイクでかなり原人に近い顔立ちをしてるし
特殊能力を持った人物です
その特殊能力をなんと税関職員として発揮してるんですね
最初はその能力をしっかりと見せつけてくれます
違法な荷物とかを水際で止めてしまう、というか嗅ぎ分けるんですねぇ
それが違法薬物とかじゃなく、なんとスマホのSDカードに保存されてる児ポのデータさえ嗅ぎ分けてしまう
っていうかこの児ポの問題もなんと、警察まで彼女の能力に依存していったりするんですけど
 
さてそんな日常の仕事の中で自分と似たような原人の風貌をした男性に不審を感じるものの、荷物検査しても何も出てこんし、変な幼虫孵化器とか出てきたりするだけ
って普通は外来生物とかで幼虫もあかんやろ、でもそこはそれを言ったらお話が進まない
別室で身体検査されたらなんとどっから見ても男性なのに股間は膣だったりとか
この男性にある意味惹かれていくんですね主人公
いろいろと教わるんですねぇ
っていうか、こんな醜女でもヒモと同棲してる
このヒモは闘犬育てられればいいわけで、ある意味主人公を利用してる
 
しかしおんなじ匂いを感じた主人公は、なんと件の女性器男と肉体関係を結んでしまう
その時に主人公は男根が出てきて二人は結ばれるわけですが
ズーッと人間として育てられてきた主人公改めて自分の出自を父親に尋寝ると・・・
ってことで自分がトロルであったことが知らされるものの
トロルとして夢精子で子供を産んできてた件の原人男性は
人間への復讐として人間の赤ん坊を拉致してきていたんですね
 
そんなトロルの世界で一緒に人間に復讐していこうと言う彼に対して
赤ん坊に対する気持ちからか、そこまでいけない主人公
本来越えてはならない境界のこっちで人間として育ってきた主人公は本来の自分の世界にいけなくて・・・
ってこれってファンタジーなのか
なんなのか、よくは私にもわからないけれど、どっちにしろ
自分のを育ってきた環境が自分にとってのアイデンティティになるっていう寓話だったのかな
なんとも不思議な作品でしたが・・・
 
2018年製作、スウェーデン・デンマーク合作映画
アリ・アッバシ監督作品
出演:エヴァ・メランデル、エーロ・ミロノフ、ステーン・リュングレン、ヨルゲン・トゥーソン、アン・ペトレン、シェル・ウィレルムセン
コメント (2)
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地獄少女

2020-05-13 20:50:54 | 邦画
これは因果応報の物語ですか、因果応報が連鎖していく
っていうことで、ある意味”人を呪わば穴二つ“、自分に結局返ってくるっていう教訓的な
真面目なお話だったんですね(笑
 
いつも言ってるように、私は漫画も、アニメも見ないから
全く知らないお話で、そういう意味では実に新鮮に見られたし、私には全く合わないフェイクドキュメンタリーの「コワすぎシリーズ」とか、遊園地のお化け屋敷的なアトラクション的な映画であるジャパニーズホラーも全く見ないから
白石晃士氏の作品もお初だったけど
 
思ったほど怖くないのは、製作委員会からPG12のレートで作れっていう指示だったとしか思えないほどのソフトな作品だった・・・
白石監督としたらこれでよかったんだろうか
ま、そこにはいろいろない意味で大人の事情ってのが絡んでるんでしょうね
 
その大人の事情ってのが実によくわかるのがキャスティングでしょう
もう若い女の子はまるっきり誰が誰だか私にはわかりませんがSKEの娘とかもいるし
って事でまぁ主役?の閻魔あいを演じてる玉城ティナさんは、「Diner ダイナー」で見て、よく存じておりますが
ほんと若い娘たち、全く誰が誰だかわかんないまま
っていうか最初はもうブルブルっていう地獄の使いの麿赤兒さんしかわかん無いのか
って思ってたら、ある意味狂言回し的な役回りで波岡一喜さんが出てきて安心しちゃいました
っていうか、
 
びっくらこんの登場が
劇中アイドルを斬ってしまう犯人で、地獄送りされた男の母親役で片岡礼子さんが出演されてるじゃないですか
この方、日本初ヘアヌード映画第一号に出演された記念すべきお方
いや第一号は鈴木砂羽さんだろうって、そうなんですよ、実はその「愛の新世界」で共演されて、一緒に脱いでおられたのが片岡礼子さんだし、なんといってもカルト映画として夙に有名になってる大ゴケ映画「北京原人」では主役されてて
っていうか、若年でこれからって時に脳溢血を患われて、しばらく休業されてた関係で大きく伸びれなかったけど
私の好きな女優さんの一人だった、ってそうなんです演技ができて脱げれるからです
年齢的に若者の母親役を演られるんですねぇ
 
もう片岡礼子さんを見られただけで、この映画レンタルしてきてよかったなぁ
っていうのもセットレンタルに組み込む作品がなんもなくて、最近は日本映画も少しは見とかないと
って言うだけでセットに組み込んだし、見終わってもセットの員数だから
ブログにボロクソアップかって思っていたんですが
それがもうこんなに字数使ってるし、ここを再開した時は大体1000字前後でまとめていたんですが
どうでしょう、気づけば最近は2000字前後になってるんですねぇ
この記事も2000超えてるし、少し控えようかな
 
あ、もう一人いたなぁ知ってる女優さん、最初は気づきませんでしたが
地獄の使いの一人の骨女になんと橋本マナミさん
骨女と言うよりは、彼女のウリは肉感の方ですが、この作品では大人しめ
ちゅうか気づいたのは魔鬼のオーディションでの洋服姿だった
遅いよねぇ
でも彼女でなくてもいい役だったんだよね、コレもオトナの事情か
 
ってことで、映画に関してなんも書いてませんが
因果応報の教訓を示唆しており、人を呪わず、呪われないためには
極端なことを言えば人をいじめちゃダメよ
って言う映画のわりには、地獄の描写がほとんど怖くないのは・・・
ま、ここいらもお金が絡んでの大人のは事情って事で
 
私は、未だ一度でも死んでみたくはありませんが
玉城マイさんの“一度死んでみる?”は実に心地よく聞こえてくるんですね

ま、片岡礼子さんでこの記事が終わってるような・・・
 
2019年製作、日本映画、「地獄少女」製作委員会作品
白石晃士脚本・監督作品
出演:玉城ティナ、橋本マナミ、楽駆、麿赤兒、森七菜、仁村紗和、大場美奈、森優作、片岡礼子、成田瑛基、波岡一喜
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