酷暑が続くが、ペットボトルを冷凍庫で凍らせて持ち歩く方も多いと思う。
しかし、溶けかけたものを飲むと、お茶にしろスポーツドリンクにしろ、やたらと味が濃い。
残った凍結部分が溶けたのを飲むと、非常に水っぽい。
理由は、水分子が凍る(凝固する)時、分子が規則正しく並ぼうとする際に、
溶質(茶でもスポーツドリンクでも塩でも砂糖でも)の分子は、氷の結晶構造からほとんど追い出されてしまうため。
まだ凍っていない溶媒である水に対しての溶質の濃度が上がるので、凝固点が下がり、
水は0℃で凝固するのに対し、濃い溶液は最終的には0℃以下で凝固する。
凝固点イコール融点なので、溶質の多い(成分の濃い)融点の低い部分から先に溶ける。
その部分を飲んでしまうと、残った部分はほとんどが氷だけになってしまう。
北極海からオホーツク海に流れてくる流氷は海水が凍ったものだが、海水の塩分濃度約3.4%(地域によって違う)に対し、
流氷は1%以下だそうだ。
なので、おっさんは凍らせたボトルをYBR号のリアボックスに放り込んで、ほとんど溶けた頃合いを見計らって飲む。
真夏でも3時間、タオルに包んでおけば5-6時間くらいで溶けるので、臨機応変に運用するのが吉である。