海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

日本製スマホの未来はあるのだろうか?

2013-08-31 | 写真日記

 

先日の夜にバーカウンターで、隣に座って飲んでいた友人のSONY製スマホがフリーズ。聞くとよくある事だと言う。また、この現象は複数の人からも聞いているので、中国で売っているSONY製スマホの評判は相当悪いようだ。昨年だったか、SHARP製のスマホが同じ現象で相当評判を落としたのを思い出す。

カメラで言えば、突然シャッターが切れなくなったりAFが作動しなかったりするのと同じような物。デジカメの場合、小さなトラブルはあるが、致命的なトラブルは聞いた事がないし、ファームアップでどんどん性能が進化するのが当たり前。携帯メーカーは当然テストをした後に出荷していると思うのだが、あまりにもこういう話をよく聞くので見切り発車をしているとしか思えない。

私が上海で使っているスマホは、中国のZTE製でsimが二つ入るタイプだが、フリーズした事はほとんどないし、スマホとしての最低限の仕事はしてくれている。欠点は、google playにアクセス出来ない事(これは中国で売られている携帯全部)と、日本でローミング時に時々圏外になった後に自動復帰しない事。逆に日本の携帯が、こちらのGSM圏内で圏外になった後に復帰しなかったのは、6年以上前のNEC製も同じ。

日本製電気製品の完成度はピカイチだった時代があったが、携帯に関しては他国に完全に負けていると言わざるをえない。上海の私の部屋の中を見回して見ると日本製家電はデジカメのみ(私はデジカメも今は家電だと思っている) 

小型軽量の優秀な電気製品は、日本のお家芸だったはずなのだが、その時代はとっくに終わったのかも知れないな。多機能てんこ盛りより確実に道具として働いてくれる方が優先順位は高いと私は思うし、そう思っている人は私の周りにかなり多い。

以前のブログでも書いたが、日本に居ると世界の流れが見えない気がする。いや、相当そう思う。

RICOH GXR Canon 50mm f1.4 Lmount

 

 

 

コメント (2)
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