歩行者用信号が
上海の交通マナーは世界の都市の中でも最低の部類に入ると私は思っているが、前世紀よりほんの少しマシになってきた気がする。
大連路付近で偶然遭遇した歩行者用信号機を見るとご覧の通り。でも、これはある意味信号機が正しいと私は思う。理由は、歩行者やバイクや自転車なども含め、上海では信号なんて守らない人が多く無秩序に交差点に突っ込んで来るからだ。真面目な信号機君も、オレの存在と仕事の意味は何なんだろうと思っているのかも知れない。あんたの気持ちはイタイほど良くわかるぞ。
つまり、信号機が人格を持ち始めて仕事を放棄し始めた、という見方を私はした。