FotgaとKernelの接写リングは瓜二つ フジXマウント用
Fotgaの接写リングは日本のamazonでも売っているようだが、元々のオリジナルはRJ製ブランドのKernelが本家だと知ったのは最近の話。つまりFotgaがそっくりそのままRJをパクったと思ってよい。ただ、問題なのは両方とも品質管理が悪く不良個体が多いのが難点。それと、両方とも10mmと16mmがセットだが、5mmと10mmのセットだともっと使いやすい。Fotgaはデジカメの事を知らない会社なので、サイズまでそっくりパクってしまったようだ。
これらの接写リングは、あるととても重宝する。理由は、AFもそのまま使えるしズームレンズに内蔵されているスタビライザーも働いてくれるので、デジカメのマクロモードを使って、もう一息寄りたい場合にはとても便利。
ただし、ともに電気接点を持っているリングなので、カメラボディの相性やレンズの相性もあり機能しない個体が異常に多いのが難点。つまり個体の精度不足と組み立て後の品質管理が出来てないという、中国の会社の伝統をそのまま受け継いでいる製品といえる。
ユーザー側の気持ちとして不良品を買わされた場合、二度とそこの会社の製品を買いたく無いというのが本音だと思うのだが、この国ではまだそれがわかってない会社が異常に多い。中国人はメンツを重んじると言われているが、これらの事例は自分で自分のメンツを潰しているのと同じと私は思うのだが、どうもそれが未だに理解出来て無い会社がとても多い。
物事のツボをしっかりと押さえて品質管理をちゃんとやれば、古くからある会社と競争しても二年もあれば一気に逆転出来るチャンスはその辺にいくらでも転がっているのが今の中国。
来月は、品質管理がしっかりと出来ている深センの工場数社へ行き新しい機材について打ち合わせ予定。
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