ヘクトール135mm f4.5の開放で撮影
Canon EOSから足を洗いミラーレスカメラが私の武器になった今、過去の手持ちのレンズやパーツの見直しをしている。同じレンズやパーツも複数ある物はすべて処分し、一部のレンズを買い直す為にヤフオク用画像を昨日撮影していた。普段はこんな撮影にはライカのレンズなんて使わないのだが、ちょっと遊んでヘクトール135mmをビゾアダプターに取付てα7Ⅱで撮影したのだが、あらためてヘクトールよ良さを実感し、すらばしい(上海風日本語)と心でつぶやく。
トップライトからの雑なLEDライティングなのだが、ピントの合った部分からのボケ足の美しさやトーンの豊富さはまさにライカの性格がよく出ている。使ったヘクトール135mmは、1945年製造でコーティングの半分以上が剥がれているのだが、そんなのまったく描写に関係ない。
今の世の中は、レンズの収差を限りなく消すのがカメラメーカーやレンズ製造メーカーの目標なのだろうが、それが写真家(アマチュア撮影者も含め)が求めている理想のレンズかどうかはわからない。今現在、プロ用のデジカメも含めレンズも巨大化しているが、私からすればまったく違う方向へ向かっているような気がする。
上の画像をモノクロ変換
エルマリート90mmをビゾアダプターに取付て絞り開放 α7Ⅱで撮影
上の画像は、エルマリート90mmをビゾアダプターに取り付けて撮影。写っているレンズは、1945年製のヘクトール135mmなのだが、コーティング剥がれ(相当ひどい)もキズもあるが、描写は現代のレンズより私は数段好き。(上から一番目と二番目の画像はこのレンズで撮影)
以上書いた事は、私の個人的な見解なので、好き嫌いや評価は個人に委ねます。