海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海で一番価格の高いマンションを建築中

2025-01-02 | 写真日記

黄陂南路x建国西路

 

黄陂南路のモデルルーム前で

 

上海から日本へ戻る前に、2005年から5年間だけ在籍した黄陂南路のラボの跡地へ。ここは解体され更地になっていたのは知っていたが、すでに上海で一番価格が高い超高級マンションを建築中。場所は、新天地から歩いて5分ほどの中心地なので超一等地。

今世紀に入って、上海各地で元国営の工場跡を格安で貸していた時期があり、それに目を付けたのがギャラリーや画家やスタジオが必要なカメラマンだ。この元工場だった建物は天井が約5mほどあり、当時すでに画家がアトリエとして借りていたり家具の製造工場も入っていた。2005年当時価格は、1m2が一日1.8元(当時約24円)と格安。つまり、一ヶ月1.8元x30日=54元x広さだ。借りた2005年当時は、映像制作会社がフロアーの半分800m2を借りて私と韓国人ファッションデザイナーが共有し、約300m2を撮影スタジオと機材庫として改装して、日本のレンタル機材会社と提携し上海で撮影機材レンタルも始めた。

現在この黄陂南路付近は、結婚写真や萌えスポットとして連日カメラを持った人達だらけ。ここから新天地を通り抜けて宿のある静安寺まで電車で戻った。もうすでに上海は、整備され綺麗になり過ぎてしまいカメラを向けたくなるような街ではなくなった。

☆国が大家だと良い事はたくさんある。例えばコロナロックダウンの時には、その年の半年分の家賃が無料になった。その前の年は、三ヶ月分の家賃が無料に。

☆本日2日に、成田から高松経由で岡山へ。

 


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