海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GFXとPentaxレンズ3本

2021-07-20 | GFX+オールドレンズ

Pantax-A50mm f1.4 FA35mm f2 FA28mm f2.8

 

Pentax-A 50mm f1.4 開放で撮影

 

Pentaxの35mmカメラ用レンズを使い始めたのは、フジのデジタルカメラを使い始めたのとほぼ同じ時期。35mmカメラ用の50mmをGFXで使ってケラレが発生しないレンズは、Summicron50mm f2やPancolar50mmなどイエナ系のレンズしか知らなかったが、冗談半分でPantax50mm f1.4を付けてみるとケラレが発生しない事がわかった。しかも、開放付近の軟かさはTakumar時代から受け継がれているので好感が持てる好きな描写だ。このAレンズは、今のFAレンズと同じ設計なのでFA50mm f1.4もGFXで使えるのは間違いない。調べてみると、Penta-A 50mm f1.4のレンズは1984年発売なので37年前に設計したレンズという事になる。それが、今も同じ設計でFAレンズとして販売されたいるので、相当息の長いレンズと言える。

GFXにPentax-A 50mm f1.4を使うと、四隅は周辺光量落ちでケラレたように見えるが、PSなどで補正すれば全く問題ない。それと、期待せずFA35mm f2を使ってみるとケラレが発生せず、FA28mm f2.8もケラレが発生しない事を確認。また、この3本のレンズでFA35mm f2とFA28mm f2.8は、A50mmより周辺光量落ちが少ない。これら3本のレンズの開放付近の描写は私好みなので、なんだか嬉しい発見。

今日の3本のレンズとFA43mm f1.9とFA77mm f1.8があれば、ほとんどの撮影がこなせる。

 

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