海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

中国旅行時のスマホ決済と通信をどうするか

2024-04-09 | 写真日記

 

上海での外出時には上の画像が最低限の私の持ち物で、これだけで生活が成り立つ。あっ、それとカメラね。青いチップはアパート入口のNFCキーとカードケースには自分の身分証と銀行のカードと予備の交通カードと予備現金のみ。アップルウォッチにも交通カードを入れアリペイ決済も出来るように設定してあるので、アップルウォッチだけでもほとんどの支払いは完了出来る。

 

2024年4月現在

中国で海外発行のクレジットカードが使えないと思っている人も多いが、☆の多いホテルや外国人対応の病院では問題なく使える。ただ、普段よく利用するコンビニや飯を食う場合は、ほぼAliPayかWeChatPayでないと決済出来ない場合がほとんどだと思った方が良いが、出来れば両方使えるようにしておけば完璧に旅行が楽しめる。今は両方とも日本のクレジットカードと紐づけ出来るので日本で手続きを絶対に完了しておく事が大事。方法は、ネットに転がっているので自分で検索。YouTubeのコレとさらに具体的なコレがわかりやすい。これらを面倒だなと思う人は、たとえ団体旅行でも中国への旅行は厳しいかもね。それと、AliPayは英語と中国語表記のみで日本語には対応してないので注意。という事で、今後日中の観光ビザが近い将来免除された場合、中国でのデータ通信をどうするかが問題になる。

以下SIMフリースマホ使用が条件でiPhoneのeSIM対応に限っての話なので、Androidスマホは割愛する。それは、Android各メーカーの機種によっては対応してないスマホもあるからだ。

日本で販売しているiPhoneも含め世界標準のiPhoneと中国マカオ香港で販売しているiPhoneとの大きな違いは、eSIMが使えるかどうかの違いだ。という事で日本で購入したiPhone(SIMロック解除)で中国に限らず他国へ行く場合は、期間限定のeSIMを手に入れるのが一番便利で楽なのでネットで調べると良い。中国も含め他国にも対応している→コレが安くて良いようだが、他にも様々な方法があるのでネットで検索し自分に合うeSIMを選ぶべき。ただ、現地ではホテルなどで公共のWifiを使う場合と、Googleなどを使いたければVPNを絶対に入れた方が良いのはセキュリティの問題があるからだ。私は今まで様々なVPNを使っていたが、最後に行き着いたのが良之介→コレ。短期の場合でも3日間で190円と良心的な価格でとても安定している。これが使えればGoogleやLINEなど日本と同等のネット環境になるからね。

☆昨日の夜に1999年12月31日からお世話になっている上海人女性からチャットが来た。59歳になる彼女は今年の春から大阪の日本語学校に入学し勉強中だと。こういうところが中国人の凄いところ。常に目標を持って前向きだもんね。今度、大阪で会う事に。

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外国人が日本を絶賛する理由

2024-04-08 | 写真日記

アジア圏でベストな都市で東京はバンコクに次いで2位

 

最もコストの安い旅行が楽しめる都市に東京が4位 金額は一日のコスト

 

世界で最も労働時間が長い国に日本がトップ

 

昨日のネットで流れてきたランキング。コロナ前の数年前から聞いてはいたが、2024年の日本はさらにランキングを上げたようだ。ネットのニュースや日本のTVなどでも、"日本凄いぜ"と持て囃す記事が多いが、ハッキリ言ってこれは日本ブームと全ての物価が世界から比べて超安いのが一番の理由だ。という事は、世界から見ると日本の賃金も超安いって事になる。

日本にはインバウンド価格というのがあり、アホ臭いほど料金の高い日本料理が話題になっているが、海外の物価の高い国での販売では当たり前の値段かも知れないが、日本でコレをやり続ける店は大失敗する可能性もある。つまり、行き着く先はクソ高いインバウンド価格と同等の質でまともな日本の物価に合わせるような店が出てSNSで広まれば、一気に客は流れる。これが、SNSの怖さでもある。上海人の友人に、日本で海鮮の美味い店を教えてと問われるが、私は他のまともな店を紹介する自信はある。だけどね、中国人の多くが値段が高い=新鮮で美味しいと決めつけている人も多いのが難点。

で、最後の労働時間の長いランキングで日本がトップに。これは、生産性が最も低い国と言い換えた方がわかりやすい。つまり、"働けど働けど〜〜じっと手を見る"ってやつね。で、何が悪いのかと言えば、日本の政治屋(長老政治)や役人の変革を嫌う体質や細か過ぎる日本の規制と組織の横並び意識。そして日本国民の伝統を守り過ぎる考え方に問題があり、新しい事やモノに対して否定から始まる悪いクセが抜けてない事。黒船の外圧で変わった日本を始めとして、今もその外圧でしか変われない気質(最近だとジャニーズ)は日本国有のお家芸とも言えるかもね。いや、それでも日本が食えていければ良いと思うが、今は鎖国時代ではないからね。今の日本の若者は可哀想でならないなぁ。

☆歯の治療がほぼ終わり、お粥生活からやっと卒業出来そう。海外旅行へ行く際に、歯に問題を抱えている人は注意した方が良い。通常の海外傷害保険の歯の治療は特約でつけないと適用されないからね。私が25歳の頃、カメラ助手でヨーロッパ2ヶ月の長期撮影の前に言われた事は、今問題が無くても必ず歯科医に見てもらい問題がありそうな部分は完全に治療しておけと念を押されたのを思い出す。60日間毎日レンタカーで6ヶ国を周り宿は成り行きで一番安い宿に飛び込みで宿泊。運悪く祭りなどで宿が取れない時は車の中で野宿が2回。スペインでは、親切な人が自宅に泊めてくれた事が2度ほど。こんな経験などもあり、世界中どこでも行ける自信がついたので、今の私があるのかも知れない。

☆追記 日本に住民票があり国民健康保険に加入していれば、現地で治療費を支払い帰国後住民票のある役所で申請すれば治療費の一部が戻ってくるようだ。ネットで調べてみると良い。

 

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上海のコスプレイヤーは地下鉄の人民広場で降りる

2024-04-07 | 写真日記

 

 

地下鉄2号線内で iPhoneで

 

地下鉄2号線内で iPhoneで

 

過去に地下鉄2号線に乗っていると、ロリータファッション系やコスプレイヤーに遭遇する事が多く、その女性達全員が地下鉄の人民広場で降りる。一年前に地下鉄で会った初音ミク→コレ。この女性も同じ人民広場駅で降りたので調べてみると、彼女達が行く先は人民広場の地下にあるコスプレショップだという事は分かっているので近々行ってみようと思っている。

☆↑昔は孔子廟のある学宮街だった時期もあった。

4年ほど前に新華路に住んでいた頃、自宅から歩いて5分のところに女装バーがあり忘年会の二次会で行った事があるが、今も営業しているようだ。日本では様々な理由で堅苦しい中国というイメージが定着していて日本のネトウヨが騒いでいるが、そういう奴らは中国に来たり海外渡航経験が無い奴らで、おそらくパスポートさえ持ってないだろう。これを別の言い方に置き換えると、食べた事のない料理を最初から否定しているのと同等と言える。まぁ、こんな奴らは世界中どこにでもいるので無視すれば良いが、一応そんな記事やコメントを私があえて見るのは、これも情報収集の一つ。理由は、そんな奴が世の中には何割か存在するという事を知らないと写真が撮れないからだ。すべてとは言わないが、日本に住んでいる日本人は、日本のマスコミ情報を100%鵜呑みにしてはダメよ。同じ事例でもAFPやBBCやアルジャジーラなども含め他国の報道も参考にして世界の流れを読み取った方が良い。今は、翻訳ソフトを使えばほぼ理解できるしね。上海から日本のTV報道をネットで見ていると、こうあるハズベキという誘導前提で構成されているニュースも多く、裏取りの街頭インタビューなどが読み取れる良い例だ。あっ、それと経済や文化などの実態を知るには、海外に長く住んでいる大手の会社組織の人ではなく、個人経営で活動している人のブログの方が的を得ていて生の実態経済が見えてくる事の方が多い。

☆以下はオマケの話  

☆私の肩書きは、写真家だと自分で名乗った事は過去一度もないが、雑誌や写真展のプロフィールには勝手に写真家(中国では撮影家)と紹介されている。でも、自分ではあえて人には"記録屋"と言いたいが、世間では通用しないので、分かりやすくカメラマンとか写真をやってますと言ってやり過ごしている。昔と違って名刺に写真家と印刷していれば、今は誰でも写真家になれるようなものなんだよ。

☆日本での確定申告の職業に写真家や画家など美術系で"家"が付く職業は、一般の経費項目にはない「研究費」という名目で領収書があればほとんどが経費として認められるが、デザイナーなどは家が付かない職業なのでとても不利。それくらい、職業に"家"が付くと経費の自由度が上がるのだ。今は知らんけど。

☆以前にも書いたが、最近はトランジット(ノービザで144時間滞在可)で上海に来る若い人が増えていて、YouTubeでそれを動画配信している日本人も多いが、その多くは上海ディズニーランドが目当ての若い日本人女性。やっぱり日本も男より女の方が行動力があり頼もしい。男女差別するつもりはないが、仮に私が今も上海で仕事のスタッフを雇うなら、上海人であれば絶対に女性を選ぶ。地方出身者を選ぶ場合は、男女どちらでも構わないけどね。

 

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パスポートを受け取りに浦東のビザセンターへ

2024-04-05 | 写真日記

あえて公園の中を通って

 

中国でよく見るカツラのような植物

 

上海図書館東館の正面ゲートを通り過ぎて

 

まだ若い桜並木が

 

ほぼ満開

 

世紀公園を抜けて

 

3年ぶりに上海でアイスクリームを(一個15元約300円)

 

日本村付近の地下飲食街で

 

夜の10時過ぎは地下鉄駅に人が押し寄せているが全員が若い人達のみ

 

地下鉄2号線の上海科技術館駅を降りて、あえて前回とは違う公園内を通り上海図書館東館の正面入口を見ながらパスポートセンターへ。この日も外国人は東欧系のモデル女性3人しか見なかった。パスポートセンターを出て桜並木に気を取られ世紀公園方面に向かい遠回りで地下鉄の駅へ。この世紀公園の桜はまだ若く美しい桜並木に育つのはまだ先の話。この日上海図書館の中に入ると決めていたが、地下鉄駅構内で思い出しやめた。

この日は、久しぶりに日本食を食うと決めていたので、時間調整の為にあえて中山公園駅で降りて茅台路まで歩く。あの地下日本食街へ降りると以前は有楽町だったのが、渋谷横丁と突然名前が変わっていた。サントリーの角瓶が絡んでいるようだが、興味を示す人はほとんどいない。この地下日本飲食街も客が相当減っていて、聞くと送別会ばかりらしい。まぁでも、日本は4月が年度始めなので人事異動シーズンとも言える。外へ出ると、若い人達の人の群れが地下鉄駅方向へ。

☆この日の翌日に歯の治療に。海外でなるべく歯の治療は受けたくないのは、保険が効かないのも理由の一つ。よくある海外旅行用傷害保険は、歯の治療には適用されないからだ。上海高島屋の中にある歯科医院は日本人の医者もいて、Amexのクレジットカードも使える。

 

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14年前の北京大学校内アート作品

2024-04-03 | 写真日記

老子がアッカンベー

 

モンゴル人力士像

 

なぜかアソコだけブロンズの地金が

 

14年前の画像から

北京大学は過去に二度ほど行った事があるが、二回とも仕事撮影。一度目は前世紀に突然北京を訪問した日本の政治家の追っかけ。二度目は2010年に日本の週刊誌の仕事で、北京大学のとある教授の取材。この時、北京大学のアートに関する寛容さは日本の大学より一歩抜けて先を行っていると本当に感心したものだ。北京大学のとある校舎ビルの入口両脇に老子像と黒光しているモンゴル力士の像が置いてあり、老子はアッカンベーでモンゴル力士はスッポンポンで見上げるほど高い像。つまり、この校舎に出入るするには、この二つの像が必ず目に止まる。で、よく見ると黒光しているモンゴル力士像のアソコだけブロンズの地金が出ている。

このモンゴル力士のチンコの高さが身長172cmの私の目の高さと同じ高さなので、大人であれば普通に目に止まる位置。で、なぜアソコだけブロンズの地金が出ているのかと言うと、みんなアソコを触る人が多いので長い年月を経て地金が出たのだと聞いた。ふーむ、なるほど。人間の手のひらの摩擦は、素材を傷つけない最高のコンパウンドだという事を北京大学では立証する為にわざわざ置いていたのかも知れないと、私は勝手に思った。と言うのは、後付けのウソだけどね。まぁ、この作品の作者はおそらくこうなるであろうとの確信犯だと思うけどね。

この裸のモンゴル人力士像は下品だという声が上がり、翌2011年に北京大学の他の場所に移動させられ、その後は雑草が生えた空き地の中にひっそり立っていると聞いている。今はどうなったのか、知っている人は教えてください。

☆このモンゴル力士像にクレームを入れたのは、きっと当時の北京大学のウブな女子学生だろうと勝手に推測。この像のクレーム主たちは、ミケランジェロの「ダヴィデ像」を見たら、やっぱり下品だと言うのかなぁ。ダヴィデ像の方が相当リアルだと思うけどねぇ。

☆2012年の「西安伝説のキノコ事件」は中国全土で衝撃が走った大事件だった。中国の西安の田舎で、新種のキノコを発見というニュースが全国的に放映された。もしかしたら、不老不死のあの幻のキノコ(肉霊芝)かも知れないなどとTVで全国に放映された。それは、村の老人が井戸を掘っている最中に見つけたモノで、地元の新人ニュースキャスターが興奮した表情で真剣にレポートしていた。その時のサイトが今も残っている→この記事と発見されたキノコはコレ。そして、これに便乗して商売をやった奴→コレ。この事件から数年後、中国は大人のオモチャ世界一の製造国になり、上海では世界最大のEXPO「中国国際成人保険及生殖健康展覧会」が毎年開催されている。この展覧会に最初に行ったのは日本の新聞系週刊誌の取材→コレ、その後はコレ人民網記事→コレ

☆今も生殖健康際をやっているのか調べてみたら、私の一時帰国日の4月21日から上海で開催されるようだ。展覧会の名前は「2024上海国際情趣生活及健康産業博覧会」と名称が変わっている。こんな下品な展覧会なんて、と思う人が多いかも知れないが、そういう人は視野が狭い人。つまりこのような展示会は未来の実験場のようなものだからだ。それは、どのくらいロボット化が進んでいるのか、IT技術がどのくらい導入されているのかなどを知る良いチャンスだからだ。また、私にとっては会場内でのLED照明の使われ方も見逃せないのだ。

 

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