お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

栗の渋皮煮

2007-09-28 22:36:24 | 実験室
先日、頂いた栗でマロンクリームをつくったら
結構上手にできたので、気をよくして
「つぎは、栗の渋皮煮でしょう~」
渋皮煮ができたら、マロンクリームとあわせて、
和栗のモンブランができるし・・・
と、夢膨らみ渋皮煮に挑戦。

今回は、気合いがはいっていて、
栗も「果物のいたがき」で茨城産の大粒を購入。
本当は、渋皮煮のお上手などこかのおばあちゃまに
作り方を伝授していただきたいところですが、
心当たりもないので、ネットで作り方を調べてつくりました。

こちら、生の栗に熱湯をそそいで、一晩つけたもの。

皮が剥きやすくなっているので、
剥いて水をはった鍋にいれます。
右下にあるのは、
「栗くり坊主」と言う名の栗剥き専用の刃物。
10年くらい前に、
やっぱり「主婦はこれをもってなくっちゃ」
と、いう変な思いこみで購入。
うちは、(私以外)栗ごはんが苦手なので、
1度使ったきり、引き出しで冬眠してました。
やっと、陽の目をみることに・・・

このあと、重曹を入れて、茹でさまし、
渋皮のまわりの筋を竹串でお掃除。
これが、大変でした。
でも、これを丁寧にすることが美味しくつくるこつ
と、書いてあったのでがんばりました。

その後、2回ほど茹でさまし、あくを抜いていきます。

あくがぬけたら(食べて渋みがなくなったら)シロップで煮ていきます。

お砂糖の量が、栗の重量の80%と水飴50g。
ちょうど、1キロくらいだったので、800gのお砂糖!
びっくりですね~。
ちょっと水の量がおおかったみたいなので、
あとからくりを取り出して、
シロップを煮詰めて熱いうちに栗を戻し入れて
甘みをしみこませていきます。
最後に、ラム酒を大さじ2ほどいれました。

こちら、煮沸したびんにいれたところ。

煮沸殺菌したので、1年くらいは大丈夫とのこと。

できたてを試食しましたが、まだ甘みがはいってなくて
少し甘いくり・・・・
次の日は、すこししっとりしました。
何日かおくとおいしくなるのかしら。
1週間後に再度試食してみます。


パンプキン

2007-09-27 23:41:35 | 実験室
先日の自宅ケーキ教室の際、
いらした生徒さんから、大きなカボチャをいただきました。
なんでも、お知り合いのかたが秋保で家庭菜園をつくっているとのことで、
秋の収穫のおすそわけをいただいちゃいました。

お料理にもつかいましたが、のこりは、生のまま切って冷凍しておきました。

この季節、「カボチャをつかったお菓子をつくらなくっちゃ!」

こちら、パンプキンバターケーキ。写りが悪くてすみません。

見た目はいたって、素朴ですが、味は絶品。
メープルシロップの甘みとたっぷり入れたシナモン・ジンジャーの風味がいいです。


次は、パンプキンパイ。


先日あまりにもひどかった、折パイの練習もかねてます。
今回のパイ生地もやっぱり、バターが出ました(泣)。
でも、教室のときと違い、生地をしっかり、ねかせながら作ったので、
どうやら、パイ生地らしくはなりました(ほっ)。

それから、昨年お土産で兄からもらったクッキー型を使って
カボチャのランタン型のパイもつくりました。
これが、クッキー型。

かわいいのですが、クッキーをつくると結構大きいので、
なかなかたへんなのですよ~。

生地を伸ばして、冷凍庫でかためてから、抜いて、
フィリングをいれて重ね、卵をぬったところです。


こちら、焼き上がり。

なかなか、愛嬌のあるパイになりました。

こちらは、パンプキンのタルト。

タルト生地はプリゼ(簡単パイ)生地です。
こちらは、生クリームを添えて食べるとおいしいですよ~♪

マロンのタルト

2007-09-19 23:34:43 | 実験室
マロンのタルトつくりました~♪



昨日、空焼きして、アーモンドクリームも入れて焼いておいたプリゼ生地。

今日は、仕上げです。
その上に、先日作ったマロンクリームを塗り、
クリームシャンティをしぼりました。
やっぱり、生クリームがあると、美味しさが倍増しますが、
カロリーも気になるので、乳脂肪分35%のものを使用しました。
やはり45%以上のものよりは、
柔らかくしか角が立ちませんので
ハンドミキサーで泡立てた方がいいようです。

作った後、しっかり冷蔵庫で冷やして、
夕食後のデザートとして、試食しました。
さくっとしたプリゼ生地とアーモンドクリーム、マロンクリーム、
生クリーム、全部一緒に食べるとやっぱりおいし~
ほほがゆるみます

こちら、一口サイズのタルトレット。

遊びにきた子供のお友達のお宅へのお土産。
おねがいだから、振り回さないでもちかえってね。

2007-09-17 23:32:28 | 実験室
先日お友達から、新鮮な栗を沢山いただきました。

栗ごはんにしたいところですが、私以外の家族はあまり好みでないので、
マロンクリームを作ることにしました。

昨年は、マロンクリームというよりは、
栗あんこってかんじだったのですが、
素朴な味でなかなかよかったので、今年もつくりました。

まず、栗を茹でます。

大きな鍋に一杯で~す。茹で時間は、適当。
ゆだったら、水につけてさまします。

栗が冷めたら、半分に切って中身を出します。

まあ、手間がかかりますが、栗をむくよりは、ずっと楽ですね。
段々作業も弾みがついて、栗のくりぬき名人に。

先ほど剥いた栗の重量の半量の砂糖と塩少々、
それからひたひたになるくらい牛乳を注いで、弱火で煮ます。

市販のマロンクリームって、かなり甘いのです。
で、昨年は、甘み抑えめにとおもったら、
栗あんこになったので、今年は栗の重量をきちんとはかりました。
それから、沸騰するまでは、中火で。
あくが浮いてきたら、
やっぱり取った方がすっきりした味になると思います。
結構、つぶしながら、適当な固さになるまで煮詰めます。
冷めると固くなるので、少しゆるめでオッケーです。
煮上がったものを、フードプロセッサーで、
クリーム状にして出来上がりです。

出来ばえは上々。試食したら、甘みも丁度いいみたい~♪
この餡にラム酒と生クリームを加えると
モンブランクリームになりますが、フードプロセッサーのみの粉砕だと、
若干つぶつぶがのこって、時々詰まるんですよね。

裏ごしまでは、する気力がないので、
小さなマロンロールにすることに・・・・・

スポンジは、ココアと粉を同量にしてチョコスポンジ
ぽくしたら美味しくなるかな、などと、考えながら作りました。

しかし!
スポンジの出来は良かったのですが、粉が少ないため、
腰がなくて小さなロール状にするはずが、
半分に割れてしまいました


そんなことで、負けてはいられません。
急遽、端を落として、クリームサンドにしました。
一応、上からも押さえて平行になるように努力しましたが、
結構、傾いてますね

でも、お味の方は、久しぶりに満足のいく味です(はは、自画自賛)
この、ココアスポンジは、割れやすいけれど、美味しさは抜群です。
フルーツをサンドしても美味しいかも~。

栗のクリームは、タルトにしてもおいしそうです。
残りは冷凍しました。
(市販のマロンクリームも残ったら、しっかりラップでつつんで冷凍出来ますよ)
また、近くご紹介しますね。


自宅ケーキ教室

2007-09-15 22:42:04 | 自宅教室
夏休みあけ、久しぶりの自宅ケーキ教室です。

まずは、フィナンシェ。

「金の延べ棒」という意味のお菓子。四角い形のフィナンシェ型が、
金塊の形ににているところからこの名前がついたそうです。
フィナンシェは、バターお砂糖、アーモンドパウダーたっぷりのお菓子ですが、
作り方は結構簡単。でも、型のお手入れが大変です。
と、いうことで、家にあるパウンド型で出来る簡単な方法でつくりました~♪
冷めてから、1センチ位に切って、ぴっちりラップで覆っておけば
室温で4日くらい、冷蔵庫では1週間くらい十分美味しいです。

ミルクティ風味のパンナコッタです。

早く固めようと、冷凍庫にいれたら、ちょっと氷って、表面がぼつぼつに・・・
失礼しました~。
紅茶入りのカラメルソースが、大人の味で好評でした。

あつかったので、おまけ。洋ナシのシャーベット。

準備する物は、洋ナシ缶詰とフードプロセッサー。あれば、風味づけのお酒。
洋ナシの缶詰のシロップを切って、氷らせた物をフードプロセッサーで
がっ~と、まわしただけです。お酒(グランマニエ、コアントロー、
ポワールウイリアム等)をいれると、更にグレードアップ。
レストランの味になります。だまされたと思っておためしあれ。


鶏ひき肉とセロリの炊き込みごはんです。


こちら、野菜のメランジュ。

こんなお皿にもると、ちょっとおしゃれでしょう。

こちら、ひとりぶん。

なんてことは、ありません。夏野菜の炒め物です。
お料理の方は、雑誌の編集者でもある川津幸子さんのお料理を参考につくりました。
彼女のお料理の本の味付けは、ぴったり味が決まるので大好きです。
お料理の本は、こうでなくちゃ・・・
と、作るたびに感心してます。

タルト・フロマージュ・オ・マロン

2007-09-12 23:07:57 | 修業
今日は、夏休み明け最初のHM協会のケーキレッスンの日です。

まずは、タルト・フロマージュ・オ・マロン。

マロンクリームとチーズクリームの組み合わせで、
まわりにクリームシャンティをナッペしました。
模様は、フランボワーズジャムと竹串で作成。
時間に追われて、持ち帰ったまま写真撮影。

こちら、切り分けたところ。

切り口も、なかなか面白いでしょう。
チーズクリームはカッテージチーズと生クリームと卵・牛乳です。
すっごくさっぱりしたお味なので、これだけだとちょっと物足りない感じ。
縦にフォークを入れて、一緒に味わうと美味しいケーキです。

クリームシャンティのナッペが不得意な私。
もっと、練習しなくては・・・・。

こちら、メレンゲのお菓子、ロッシェ・オ・ノア・デ・バカーヌです。

スイスメレンゲを作って、ピーカンナッツを加えた生地を絞り出し、
乾燥焼き約1時間。
さくっとして美味しいですが、
「お砂糖がたっぷり入っているので1日1個にしてね~。」
と、先生からのコメント(笑)。

ぶどうのゼリー

2007-09-11 23:37:58 | 実験室
実家からぶどうが送られてきました~

常陸太田のぶどう、これは「藤稔」と言う種類。
巨峰より丸く、種はありますが、種のまわりが酸っぱくないのです。
知り合いのブドウ農園なので、B級品も一緒に沢山いただきました。

で、頑張ってむいて(湯むきするはずが、ちょっと失敗)、ブドウゼリーにしました。

こちら、家の分。この間、つかった缶詰ののこりも入れてしまいました。
ブドウジュースは、生協で購入。
結構、廉価品のほうが、味に渋みがなく、ゼリー向きです。

こちら、お友達へのお裾分け分。

アガーゼリーで固めてあるので、ヘルシーですよ。
余談ですが、差し上げた後、お友達のご主人から
「こういう地味なものもつくるんだね~」と、ほめられちゃいました。

そうそう、ゼリーは得意ですよ。
今年は、夏前からアセロラジュースで作ってましたが、
最近は杏露酒がマイブームです。
クラブソーダで割ってのんでもおいしいですし~。

何だか、まだまだ、暑い日が続きますね。
皆様、ご自愛くださいませ。

土井製菓のコーヒーロール

2007-09-06 12:21:04 | おいしいお店
シェヌーの帰りに、
先日のリベンジで土井製菓にいってきました!

こちら、念願のコーヒーロール。
(モカロールと思っていましたら、正しくはコーヒーロールだそうです)

想像していたよりも、ずっと大きいサイズ。直径15センチはあります!
早速、試食。ふわふわのスポンジとモカ味のバタークリームの相性がグーです。
スポンジが、ふわふわなのにしっとりしていて、いい感じです。
ユーミンおすすめのケーキだということです。

お友達おすすめのレモンパイ。

こちらも試食。パイ皮のサクサクと、甘酸っぱいレモンクリーム、
甘すぎないメレンゲのバランスが絶妙です。
メレンゲの表面が均一の焼き色でこれもまた芸術的。

カステラや抹茶カステラもあって、きっとカステラとかスポンジが
昔から美味しいお店なのかしら・・・と、勝手に想像してました。
パイもチェリーパイ、チョコパイ、ナッツの入ったパイなど
シンプルかつ素朴な感じで、次回試してみたいです。
そうそう、シュークリームもありました。
昔ながらのちょっと柔らかめの皮にカスタードクリーム。
家の子の好みなので、買って行きました。こちらも好評!

お店の名前は「ファソンドウ ドイ」とおしゃれな名前になってました。
ファソンはフランス語で「独特」「こだわり」という意味だそうです。

お店で対応してくださった、オーナー(かな?)もそのお母様と思われるかたも
かわいいお姉さんもみなアットホームな感じ。
地方発送、電話注文も可だそうです。

住所と電話は
多賀城市下馬1-1-7 tel:0120-86-3622、022-362-3622



シェヌー

2007-09-04 20:15:12 | おいしいお店
塩釜の「シェヌー」に行って参りました。

グルメな方から、
「お料理もさることながら、デザートがワゴンサービスなんですよ。」
と聞いて前から行きたかったお店です。
お店のホームページはこちら

お店の入り口です。

前のお店は、このすぐ近くにあったはず。お店を新しくして移転したんですよね。
テーブルもゆったり目で、お隣との間隔もひろくとってあり、
荷物を置くためのエキストラの椅子が用意されていたりして
とても配慮が行き届いています。

今日はビストロコース2,940円を頂きました。

まずは、前菜の前にアミューズ。

カツオのたたきのマリネとスイカのスープ。
スイカのスープは、スイカのジュース100%かな~。
さっぱりして、湿度の多い夏にぴったりのお味。大葉が彩りとして浮かんでました。
カツオたたきのマリネに合わせたソースはマスタードかと思ったら、カレー風味。
意外な美味しさ!赤玉ねぎ・かいわれ菜の彩りもお味もグーでした。

前菜です。

自家製のスモークサーモンと魚介のタルタル仕立て。上には半熟卵とキャビアです。
隣のお野菜も温野菜と生野菜に白身のお魚やたこが合わせてありました。
卵がソースとしてお魚とからんで、濃厚な前菜です。
お野菜がさっぱり目でお口直しにぴったり。
お皿も鼓型っていうのでしょうか。おしゃれな形です。

お待ちかねのメイン。私が選んだお魚料理。

甘鯛と帆立のグリルです。
キャベツ・黄ニラ・パプリカ・玉ねぎなど温野菜がたっぷり。
甘鯛はかりっと焼いてあります。
帆立は表面はかりっと、下の方はレアです帆立の甘みを引き立ててますね~。
ソースは、バターと何でしょうか?このソースと一緒にいただくと、さらに
お味がひきたちます。

お友達はお肉をチョイス。

牛肉のソテーです。お行儀悪いけど、お肉を一切れいただきました。
お肉もソースも美味しい!
こちらのソースも、ワイン色ですが、決してくどくなくお肉を引き立てる複雑なお味。

この後、デザートですが、その前にチーズを少し頂きました。
左がウオッシュ、右が白かびのチーズ。ウオッシュには蜂蜜があうとのこと。
ウオッシュというのは何のチーズかしらね。
白かびのチーズよりも濃厚かつ塩味もきつめです。
お皿の向こう側にあるのは枝つき干しぶどうと蜂蜜、レーズンとクルミのパンです。

ワインと一緒に頂きたい一品でした。

さて、お待ちかねのデザートです。

まずは、メロンのシャーベット。爽やかです。
お皿も素敵です。ジノリのベッキオホワイトかしら。
裏返してみようっと・・・おもっていましたが、
次にでてくるデザートに心奪われて忘れてました。

ワゴンのデザート達です。

手前左から、リンゴのタルト、焼きバナナケーキ、フルーツのタルト
モンブラン、バナナ、紅茶のムース。

待っている間に、濃いめのコーヒーとプチフールが来ました~♪

フィナンシェとココアのサブレとココナッツメレンゲ。

こちらお友達のチョイス。

ベリーのタルトとリンゴのタルト、モンブランです。

こちら私のチョイス。

カシスのムース、リンゴのタルト、モンブラン。

カシスのムースはスポンジ、生クリーム、ムースの三層になっておりますが、
ムースが甘ずっぱ~くて絶品です。
リンゴのタルトは、ノルマンディー風っていうのでしょうか?
プリゼ生地に薄切りのリンゴが美しく並べられ、焼き込まれております。
モンブランは、珍しい長方形。
下は固めのクッキー生地。甘さ抑えめの生クリームと、マロンクリームが絞りだされてます。
側面はかなり濃厚で甘いアンジェリーナ風のマロンクリーム。
色々な味が楽しめます。

コーヒーはデミタスカップでまいりますが、お代わり自由・・
コーヒー好きには嬉しいサービスでした。

とっても、優雅で素敵な時間を過ごせました。

東北大100年祭

2007-09-03 20:55:38 | Weblog
大分アップ遅くなってしまいましたが、
8月25日、26日に
東北大学の100周年記念の祭りが片平キャンパスでありました。
26日に行ってきましたので、ご紹介します。

こちら、片平キャンパスの入り口です。

この写真は、最終日の帰りがけに撮ったので閑散としていましたが、
行ったときは、かなりの人出でした。

仙台の方はご存じかと思いますが、片平キャンパスは
一番町を南下したところにあります。
現在は東北大の本部と付属の研究所がありますが、
昔きたときには無かった近代的な建物も建っていてびっくりしました。


暑いなか、いろいろ歩き回っていて、あまり写真を撮っていなくてすみません。


こんなのもありました。
それから、大学の祭りによくある、液体窒素で氷らせたマシュマロを食べさせてもらったり、
膨らませた風船をしぼませて、見に来た子供達を楽しませてくれました。
空気圧を利用した射的もあり、これも楽しかったです。
それから、自転車をこいで発電させるのもありました。
皆、必死にペダルを踏んでました。

屋台もたくさ~んでておりました。
子供のリクエストで生協のクレープをたべました~
クレープを焼くお姉さんは上手でしたが、
サポートのお兄さんは
クリームとバナナとチョコクリームをのせたクレープを
畳んで紙の入れ物に入れるのが、大変そうでした。
で、
当然長蛇の列。
お手伝いしてあげたいくらいでした~
(おせっかい、おばさんの発言でした)

いい加減なレポートですみません。
以上でした。