昨日付で、妻が一足先にスマホデビュー。
データの移管やら何やらで手間取ってるのを見るにつけ、
ますます、しばらくは、このままガラケーでいいやと思うことしきり。
でも、こういうことを言ってると、時代に置いていかれるんやろな~
としみじみ思ったりもしつつ。
さて本題、一般質問の続きです。
早速どうぞ。
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それではマンション居住者にとっての住環境向上のための要素として
どのようなものがあるのでしょうか?
私は、とりわけ重要なのは、
各世帯が負担する維持・管理費用を減少させることだと考えています。
分譲マンション居住者は一般的に毎月、
住宅ローン・修繕積立金・管理費を負担しています。
これらの費用負担が少なくすめば、住民にとって、
そのマンションは「住みたい・住み続けたいマンション」となり、
ひいては西宮市も「住みたい・住み続けたいまち」になることでしょう。
また月々の費用負担が少なくすめば、
修繕積立金・管理費に余裕ができ、
適宜、必要な修繕等を行いやすくなります。
総住宅戸数に占める分譲マンションの割合が大幅に増加する中、
分譲マンションの美観を維持することは、
本市が目指す「良好な都市景観の保全」にも寄与すると考えられます。
一方で、分譲マンションは住民の個人財産の集合体であり
行政が直接支援を行い、住民の負担を減らすことには問題があります。
しかしながら一定の条件がそろっている場合、
分譲マンション居住者の
月々の費用負担軽減につながる施策が存在します。
その施策とは、分譲マンションに義務づけられた駐車場の
設置台数を見直すことです。
以下、具体的に述べてまいります。
西宮市の「住みたいまち」としての評価の高まりに伴い、
市内の分譲マンション戸数が大幅に増加していることは
表①でお示しした通りです。
一方で、こうしたマンションには
限られた敷地面積の中、より多くの住戸を確保するため、
機械式立体駐車場を設置している事例が数多く存在します。
そして、この機械式立体駐車場に関する費用が、
分譲マンション住民が負担する管理費・修繕積立金の
大きな割合を占めているのです。
例えば、国土交通省が示す
「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」は、
平面式駐車場の維持管理費については特に言及していません。
これは平面式駐車場の維持管理のために
特別な費用を計上する必要はないという国の考えを示しています。
ところが同じガイドラインが、機械式立体駐車場については、
マンション本体のための修繕積立金に加えて
1台あたり最大で月14,165円もの修繕積立金が必要としています。
この点からも機械式立体式駐車場の維持・管理にかかる費用が
多額に上ることは明らかです。
実際、ネットで検索すれば
「老朽化したマンションにおいて
機械式立体駐車場の大規模修繕等に必要な金額が多額に上り、
住民にとって大変な負担となっている」
という事例を数多く見ることができます。
一方で、現状では西宮市による規制が原因で、
こうした機械式立体駐車場を必要以上に建設し、
維持・管理し続けざるを得ないようになっている事例が多数存在します。
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というわけで、今日はここまで。
それでは失礼いたします。