よっしゃ、月曜日の出番の準備完了!
というわけでブログの更新など。
今日は、しばらくぶりのシステムに関連する話です。
西宮市は原則、正規職員を対象に業務用のノートパソコンを
支給しています。
(正確には、もう少し細かいルールがあるのですが、
煩雑になりすぎるため、エイヤ!でまとめています。)
その総数は2400台。
本体のリース料に年間・約2億円、その他なんやかんやで、
年間4億円以上の費用がかかっています。
きょうび事務仕事をしようと思ったら、パソコンがないことには
どうにもなりません。
なので、この金額と台数だけをとらえて、
「金額が高い!」とか「台数が多い!」とか言う気は
あまり、ありません。
前にも、いろいろと調べた結果、ちゃんと納得しましたし。
とは言うものの、
○市役所一階の窓口業務が中心の職場等では、
一人一台のノートパソコンがなくてもいけるのではないか?
○逆に職場によっては、嘱託・臨時等の非正規職員であっても、
個人用ノートパソコンがあった方がよいのではないか?
など、現状の支給ルールについては色々と思うところがあります。
で、そういう疑問をきちんと整理されたものにするためには、
まずは現状の調査が必要だと思っています。
というわけで、これまで、市の担当者さんと、
この話を前に進めるための対策を色々と協議してきました。
市の担当部署の方々、この話に
とても熱心かつ前向きに取り組んでくださっています。
で、現状で言うと、これまでの内容を踏まえて、
今年の4月から6月にかけて、
職員用ノートパソコンの稼働状況調査が実施されました。
具体的な内容は、
○一度でも電源がONされた日数が月10日以下
○電源がONされた時間の合計が月20時間以下
○電源がONされた時間の合計が月40時間以下で
なんらかの作業に使われていた時間が50%以下
といったパソコンを抽出し、
○そうしたパソコンが課が所有するパソコン全体に占める割合が
30%以上を占める課を「要調査対象課」として抽出
○「要調査課」にヒアリングを実施
というもの。
で、今は最終段階であるヒアリングの実施まで
話が進んでいるようです。
ヒアリング結果がまとまったら、その内容を踏まえて、
よりよい配備方法を考えることができると思うのですよ。
「正規職員なら一人一台配布!」
「非正規には配らない!」
といった雇用形態による配布という方法はナンセンスです。
むしろ、職務上の必要性に応じて、
配布するかしないかを検討するという方向こそが
本筋だと思うのですよ。
それにしても、このように指摘・提案した内容に、
前向きに取り組んでいただけるのはありがたいことやな、と。
私ら、どこまでいっても現場のことは一定以上は分かりませんし、
知識の面でも専門家には遠く及びません。
そこに現場を知り、知識も持つ専門家である
市の職員さんが前向きに協力してくれると、
本当に話がスムーズに進むなあと実感します。
ホスト・サーバーの話あたりも含めて、
なかなか、ここまでよい感じで話が進むことはありません。
すごく気持ちいいし、ありがたいことだと思っています。
この話のメインは費用削減ではなく、
業務効率の向上だと考えています。
私だって、費用削減のことばかり言いたくはないのですよ。
というわけで、この話、
これからも、しっかり取り組んでいきます!