現市長の任期は5月15日(木)までで、新市長の任期は5月16日(金)から。
というわけで、
●現市長の退任式が5/15(木)の午後5時35分から
●新市長の登庁式が5/16(金)の午前8時30分から
●いずれも「市役所本庁舎1階 正面玄関ロビー」にて
開催されるとのこと。
正式な通知を頂きましたので、この場を借りて広報しておきます。
私、これまで、この類のイベントには出席したことがありません。
が今回、新市長の登庁式には行こうと思っています。
さすがに今回は見とかなあかんやろ、と思うので。
ところで昨日、河野現市長が退任に先だって、記者会見を開いたとのこと。
その中で、副市長(2名)・教育長・水道事業管理者・常勤監査委員という、市長が直接任命する特別職5名の去就について発言があったとのことでFAXが送られてきました。
ちょっと長いのですが、以下全文。
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平成26年5月12日
西宮市議会議員 各位
西宮市長 河 野 昌 弘
副市長等の特別職の去就について
この度、今回の市長選挙の結果を受け、藤田、本井両副市長、伊藤教育長、掛田上下水道事業管理者、亀井常勤監査委員の5名の特別職職員から、私の市長としての任期満了日である5月15日付をもって辞任したい旨の願い出が提出されました。
これを受け、私として熟慮を重ねた結果、辞任の願い出を受理しないことといたしましたので、ここにお知らせいたします。
今回の市長選挙により、選挙期間中の争点となった事案については、これまでの方針と大きく異なる結果となったことを考えますと、これまで私の市政運営を支えていただいた方々が辞任願いを提出するに至った心情には、察するに余りあるものがあります。しかし、私が受理しなかった理由は次のとおりであり、この点につきましては、5名の方々に十分説明し、納得、承知いただいたところであります。
[受理しなかった理由]
辞任願いを受理しなかった理由は、次のとおりであります。
①辞任願いを提出された方々の職は、行政の要であり、空席の期間が生じることにより、行政運営に著しい支障が生じること。特に両副市長については、間近に迫っている6月市議会への対応や、万が一の災害発生時への対応など、市民や議会に対しても重い責任があること。
②これらの職の選任には一定の期間を要するとともに、副市長等の選任については、議会の承認が必要なことから、5月15日で退任ということになれば、場合によっては1か月以上の空席期間が生じること。
③長期間の空席期間が生じれば、行政運営への支障のみならず、市民、職員にも不安が生じるおそれがあること。
なお、この度の辞任願い不受理の判断は、私の市長在任中の判断として行ったものであり、16日以降に着任される新市長の人事に関する取り扱いに対し、云々する意図はまったくないことを申し添えます。
以上、ご報告いたします。
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そもそも、こういう形で市長が交代すること自体、過去の西宮市政においては、ほとんど例がありません。
なので前例がよく分からないという前提での個人的意見になりますが。
「市長が直接任命する特別職」が現市長の退任に伴い、辞任を願い出るのは当然のことだと思います。
それを現市長が任期一杯までは慰留した以上、あとは新市長がどうするかだけやな、と。
辞任願を一旦提出し、そのことを議会にまで報告した以上、今後も、その事実はいきてくることでしょうし。
「市長が直接任命する特別職」と一括りにはしたものの、現市政への関わり方は立場・職責によって大きく異なります。
当たり前ですが、副市長と水道事業管理者・常勤監査委員・教育長では、所管する業務自体が全く違いますし。
当然、今回の市長交代を受けての身の処し方・今後の行き方も、大きく異なることでしょう。
個人的には「是非、今後も現在の職務を全うして頂きたいな~」「むしろ更に上の立場に立ってくれたらいいのにな~」と思う方もいらっしゃるわけで。
でも、こればかりは本人の意思も含めての話ですから、難しいですね。
なお誤解を呼ばぬよう、念のため。
私は人事は市長の専管事項だと思っていますし、そこに口をはさむつもりは一切ありません。
なので、ここに書いていることには「あくまで私の個人的感想」以上の意味は全くありませんので、あしからず。
というわけで、広報込みでの、つらつらとした感想でした。
しみじみと選挙とか戦いってのは残酷であり、いろんな方に影響を及ぼすもんやなあ、と思いつつ。
それでは失礼いたします。