西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

登庁式で思ったこと。

2014-05-16 15:18:14 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日は今村新市長の登庁式。
で、そこで思ったことをつらつらと。

新市長の挨拶を要約すると、概ね↓こんな感じ↓かな、と。
●公正で持続可能な文教住宅都市を実現する。そのためにやらなければならないことが沢山ある。だから政策課題に集中したい。そして改革を進める覚悟だ。
●私は自分を応援してくれた人のためだけの市政運営を行うつもりはない。48万6千市民のための市政を行う。

「みんなで力を合わせて頑張りましょう!」的なことを言わないのが、いかにも今村節ですね。
良きにつけ、悪しきにつけ。

で、これを受けての議長の挨拶は、こんな感じかな、と。
●新市長は議員時代に議会の声を重視するべきだと言っていた。その意見・考えを忘れずに市長としての職務を果たしてほしい。
●議会は予算・決算・人事案件など、重要な議案を審議する機能を持つ。我々は是々非々で対応していくので、その点、くれぐれもご認識を。

完全に、ガッチリ釘を刺すモードですね。

ちなみに議会方から登庁式に出席していたのは
●同じ会派の上谷・草加・八木・木村各議員と私
●公務として出席された議長・副議長
●新市長の登庁式は初めての経験であり、当然参列するべきなんやろうな~と思って来た川村議員
の8名のみ。
ちなみに、昨日の前市長の退任式には半分くらいの議員さんが来られていたとのこと。
新市長は「選挙が終わった以上、ノーサイド」という趣旨の発言をしましたが、そう簡単なもんではないよ、ということでしょうね、これ。
参列していた市の職員さんも、全般にすごく硬い表情の方が多かったと感じますし。

当たり前の話ではありますが。
市会議員から市長になる以上、これまで自分が議会で主張してきたことが全部、自分に返ってくるわけで。
そして、これまでの行動や発言を通じて、培ってきた印象や人間関係もまた、議員・市職員全員が入れ替わりでもしない限り、ずっと続いていくわけで。
人間、理屈さえ正しければ、全ての人が納得するというような簡単なもんではないですし。
そう考えてみると、しみじみと今後の道のりは厳しいことを実感します。

これを、より望ましい方向にかえていくために必要なもの。
それは新市長自身の今後の言動であり、それも含めての市政運営での結果でしかないはずです。
期待はもちろん持った上でですが、改めて、緊張感を持って臨んでいかねばならんな、と思った今日の登庁式でした。

というわけで、今日はこれまで。
それでは失礼いたします。