西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・

2016-03-05 16:06:14 | 市政全般に関連すること

お陰様で昨日、一般質問の動画が市議会HPにアップされました。
下のリンク先をクリックでご覧いただけますので、まずは、ご案内。
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2016年3月議会・代表質問×しぶや祐介@2/26分をクリックして再生



もうね、なにがありがたいって、昨日午前中の議会を終えて、メール・FACEBOOKを確認してみたところ、複数「動画アップされてますよ!」的な内容のメッセージ・コメント等を、頂いていたことでして。
ここまで気にかけていただけているというのは、ほんと、なんと感謝申し上げてよいものやら・・・なわけで。
こんなお気持ちを頂いていることに対して、私にできる、やらねばならないことは、活動を通じて、しっかり市政向上に寄与していくこと。
だから、ますます、しっかり頑張っていかねば!ですね。

さて、というわけで前回ブログの続き「市長って議員時代、都市型観光政策について、むちゃくちゃ否定的でしたよね???」という話の続きです。
今日の内容は前回ブログの内容を踏まえての具体的な質疑です。
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市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。

それでは早速、はじめます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★

【質問①】
前市長時代に推進された都市型観光政策と現在のシティプロモーション事業を中心とした「まちの魅力向上」のための施策の違いはなにか?
また過去、市長は議員時代に
●「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが、西宮市当局の実施した調査で明らかになってい」る。
●にも関わらず、「行政方針の冒頭のほうに特出しで取り上げられ」「目玉事業のように取り上げられていることは、極めて不可解であり、その合理的な理由が存在しません」
と発言している。
なぜ今回の予算では、こうした「事業への予算投入を」行い、かつ「行政方針の冒頭のほうに特出しで取り上げられ」「目玉事業のように取り上げられている」のか?
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【答弁①】
これまでの「都市型観光施策」と「まちの魅力向上のための施策」の最大の違いは、その対象者を、市外の人としているか、住民としているか、です。
~以下、市長目線から見た、シティプロモーションの大切さについての説明が延々と続くので、割愛~

【質問②】
『「観光案内所」として阪急西宮北口駅と阪神甲子園駅に設置した施設のあり方について再検討したうえで、市役所本庁舎1階にも同じコンセプトのブースを設置します。』とある。
市民部や福祉部など窓口部門が配置されている本庁舎1階は、ただでさえ手狭だが、どこに観光案内所を設置するのか?それによって各所管に悪影響はないのか?
また、この事業はまさに市長が「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが」「明らかになっている」とした事業だが、この点についての見解は?
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【答弁②】
現在、新たに設置を検討しているブースについては、市外からの来訪者に向けたいわゆる「観光案内所」というものではなく、市役所に来られる市民を対象に、本市の魅力を伝えることをコンセプトとするものです。
また、設置場所については、1階の各窓口が手狭である状況や待合スペースの必要性を踏まえながら検討してまいります。 

【質問③】
公募により「デザインについて高い専門性を持ったアートディレクター」2名を採用する考えが示されているが、年間予算620万円で、優秀な広報アドバイザーを採用することが可能なのか?
またデザインと言っても範囲は多岐に亘る上、分野によって、それぞれ得意とするジャンルも異なると思われる。
どのような業務を行うことを前提に、どのような方法で選考するのか?
また市長は市議時代、様々な施策に対して、費用対効果・コストパフォーマンスという観点から厳しい追及を行っていたが、この事業による効果を、どのように検証する考えか?
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【答弁③】
広報アドバイザーについては、週3日程度の勤務を予定していることから、既に他の組織で勤務されている方やフリーで活動している方など、幅広く優秀な人材を確保することが可能であると考えております。
また、報酬につきましても、民間企業や、個人事業との兼業も可能であることから、 職種の専門性に見合うものであると考えております。
広報アドバイザーは、単にデザイン性の高い広報媒体を作成するという ことではなく、広報するターゲットを明確にしたうえで、その特性を把握し、どのように伝えることが効果的かという市がこれまで持っていなかった戦略のもとに広報の手法を検討するアートディレクターとデザインの専門スキルを生かして広報物を作成するデザイナーを各1名採用する予定であり、採用については、公募のうえ選考を行うこととなります。
選考方法については、昨年、クリエイティブディレクターを採用している神戸市の事例やデザインに関する外部有識者の意見も参考としながら検討してまいります。
最後に、この広報アドバイザーについては、これまで述べたように何か特定の事業を担当させるのを想定しているわけではなく、市の事業全般の広報戦略や庁内のスキル向上に携わってもらうことを想定しているため、その事業効果について測定する等には馴染まないと考えております。

【まとめて要望】
「都市型観光施策」と「まちの魅力向上のための施策」の大きな違いは、その対象者を、市外の人としているか、住民としているか、です』というご答弁がありました。
率直に言って、きわめて強い違和感を持つ答弁です。
前市長時代の都市型観光施策でも、市民を対象とした広報は幅広く行われましたし、住民も対象とされていたことは明らかです。
こうした施策について、資料①に示したとおり「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが、西宮市当局の実施した調査で明らかになっている」として厳しく追及してきたのは他でもない市長自身です。
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観光案内所も含めて「対象が違うから、この事業は重要で有益」という主張は理解しかねます。
また広報アドバイザーについての『事業効果について測定する等には馴染まないと考えております』というご答弁は、ことあるごとに費用対効果・客観的な検証の必要性を指摘していた、市長の議員時代のスタンスからは耳を疑う内容です。
これらの内容につきましては、委員会等を通じて厳しい姿勢で指摘・審査してまいります。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

てな感じです。
どう考えても、私には、現市長がぼろくそに言っていた前市長時代の「にしのみや まちたび博」と、彼が市長になってから推進している「まちたび にしのみや」とやらが、そんなに違うものだとは思えないのですよ、私。
てゆうか、どこからどう見ても、同じ趣旨のものやろ!と。

議会で発言し、上にも書いている通り、これらの内容については議会でも、極めて厳しい姿勢で臨むつもりでいます。
なので、今後の展開につきましても、追ってブログ等でご報告してまいります。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。