毎月第三日曜日は恒例の公園清掃!
今日も余韻は続いてますが、なんせ寒かったこと。。。
池(?)なんか凍っちゃってましたし。
んで新たな発見は、凍ってくれてる方がゴミが取りやすい!ってことですね。
後半には、足先以外はすっかりポカポカ。
毎度のことですが、しっかり頑張って、か~な~り綺麗にできましたよ!
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さて本題。
今日は12月議会で行った質疑のご報告からはちょっと離れて、阪急・(仮称)武庫川新駅についてのお話です。
ちなみに、阪急・武庫川新駅の話が、やや前に進みつつあるのかな???というのは以前ブログに書いた通り。
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阪急・武庫川新駅の話が少しずつ前に進んでいるそうな。@2014年3月のブログ
で、この話に関連して「(仮)武庫川周辺阪急新駅設置による効果・影響について」の報告書が12月議会に提出されました。
こちら兵庫県・尼崎市・西宮市・阪急電鉄㈱の四者で構成される「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」から提出されたもの。
で、そもそも、この四者が一堂に会していること自体が画期的だというのは、上のブログに記載した通りです。
さて、この報告書では
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①駅の有無による将来人口の差
②駅の有無による税収見込みの差
③近隣鉄道駅の駐輪問題解消への効果
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の三点について検討がなされました。
そして、その結論として以下の内容が示されています。
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おわりに
今回の検討結果から、駅設置により、①将来人口の増加(西宮市)、若しくは、減少抑制(尼崎市)、②税収の増加、③近隣鉄道駅の駐車問題緩和に対して効果が見込めることが分かった。
一方で、駅周辺の社会基盤整備の事業費・用地等の確保や周辺環境の変化への影響等の課題も多くあり、駅設置による様々な影響について慎重に検討を進める必要がある。
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はい、仰る通りだと思います。
で「慎重に検討を進める必要がある」という趣旨からは、もう少し厳密に検証するべき部分があると思っていまして。
「おわりに」に示された将来人口の増加(もしくは減少抑制)&税収の増加は、新駅ができることによって駅を中心とした周辺1平方キロメートルが活性化することを前提に試算されています。
でも、その計算の前提が、ちょっと雑すぎると思うんですよね。
以下が、その対象範囲を示した図なのですが。
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「新駅から1km圏内にある!だからプラスの効果が見込めるはず!!」としている地域のうち、阪急神戸線以南の多くは、すでにJR甲子園口から1km圏内にあるんですよね。
ここら辺まで含めて「新駅ができることで新駅の周辺1km圏内が活性化します!」という試算には、やや無理があるんではないかいな、と。
なお念のため言っておきますが、現時点で、私は武庫川新駅の設置に賛成でも反対でもありません。
現時点での私のスタンスは、報告書の「おわりに」にある通り、「メリットもあるがデメリットもある。よって慎重に検討を進めるべき!」というものです。
なにせ実際に「やる!」となった場合、「駅周辺の社会基盤整備の事業費・用地等の確保」に、確実に巨額の費用が必要となる事業ですし。
推進する・しない、いずれの結果になるにしても、より精度・確度の高い証拠に基づいた検討を進めるべきだと考えています。
それこそが適切な判断を下すために必要なことですし。
という、簡単なご報告でした。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。