西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

今回、私が取り上げなければ雨漏りを防ぐための対策を考えることもなかったでしょ?というわけで引き続き、この問題、追及していきます!

2017-01-12 10:50:24 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

なんと言っても、やっぱり冬は日本酒!
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ほんで「樽酒」、杉の香りまでして、も、サイコー。
たいへん美味しゅう頂きました。
とは言うものの、年末年始で身についてしまったお肉、そろそろ絞りにかからねばなりませんな。。。

さて本題、一般質問の続きです。
前回までの流れを受けての再度の質疑を、ご覧下さい。

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【再質問】
「新たな不具合が生じた場合には迅速に対応して」いくこと、「一定期間の無償での補修について、施工会社と協議している」ことをご答弁頂きました。
また、今後の具体的な雨漏り防止策として「外壁の仕上げを防水性の高い材料とすること」「について」「調査研究してまいります」、「クラックを誘発させる目地の配置密度を高めたり、可能な限りコンクリート打設後の養生期間を長くとるなど、クラックの発生をできるだけ抑えるような方策を検討してまいりたい」という答弁でした。
これらについては、答弁に沿った対応を進めて頂きたいということを要望しておきます。

その上で意見を申し上げたいこと、お伺いしたいことがあります。
事前の協議を何度も経て、ようやく今回の答弁にたどり着きましたが、私には未だに営繕部が「雨漏りなど、起きて当たり前。起きてもなんの支障もない。」という考えを持っているように思えてなりません。
しかしながら質問でも申し上げたとおり、仮に購入したマンションや戸建て住宅において、竣工後わずか半年程度のうちに複数のクラックが発生し、雨漏りまで発生したなら大問題です。
雨漏りというのは、それだけ重要な問題だという認識を持つべきです。

答弁の中で、「構造上の安全性には問題はなく」とありましたが、地域では、今でも多くの方が「本当に安全なのか?」と不安に思っています。
「大半が壁の内側に雨水が少しにじみ出る程度のものであり、大きなトラブルは発生しておらず」という答弁もありましたが、学校のステージ上に巨大な水たまりができ、議会で取り上げられ、記者さんがやってきて新聞記事になり、学校に複数の問い合わせが寄せられ、説明文書を配布せざるを得なくなり、しかもなお多くの保護者・地域関係者が強く不安に思っているのが現状です。
改めて、土木局長にお伺いします。
これほど多くの雨漏りが学校施設において発生していることについて、どのようにお考えでしょうか?
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【答弁】
●過去の雨漏りも含め、構造上の安全性に問題はない
●とは言え、雨漏り・クラックの発生はできるだけ避けるべき
●今後、必要な調査・研究を実施していきたい
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【意見・要望】
「大きなトラブルは発生しておらず」という答弁がありましたが、そもそも既に大きなトラブルが発生しているんですよ。
そのことに、営繕部は、もう少し思いをはせるべきです。
今回、私が取り上げ問題にしたからこそ今後の対応を提示してきましたが、それがなければ「安全性になんの問題もないし大丈夫!」という姿勢をとり続け、今後の対策を考えることもなかったでしょう。
雨漏りはあってはならないことであるという当たり前の意識を持ち、生徒・保護者・学校・周辺住民のこともよくよく考えて、今後の雨漏りの防止・建物性能の向上に取り組んで頂きたい。
また高木北小学校については特段の注意を払って、学校の様子を見守って頂きたい。
要望します。

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てな感じです。

自治体には、保有する公共施設について施工過程の管理・監督、引き渡し物件の確認等を行い、安全・快適な施設を供用する責任があります。
また、その責任を引き受けるに相応しい意識・能力を持つ必要があることは言うまでもありません。
一方で、今回の件においては、、そのような意識・能力自体が欠如しているように感じる場面も多々ありました。
ここらへん大問題であり、今後も色々な角度から追及していこうと思います。

それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。