一昨日の日曜日は毎年恒例の消防出初め式。
↓
↑
こちらの出初め式の写真は、来賓として出席されていた同じ会派の草加議員から拝借。
私は消防団員として、どこかに並んでいるんですけど、どう探しても見つかりませんね、こりゃ。。。
さて本題、一般質問のご報告の続きです。
今回ブログは、新設間もない高木北小学校で頻発した雨漏りを受けての具体的な質疑のご報告の第一弾です。
それでは早速どうぞ。
-----------------
【質問①】
高木北小学校・校舎の安全を確保するため、学校施設の様子を見守るとともに万一、不具合が発生した場合は早急に対応するべきと考えるがどうか?
また瑕疵担保期間を過ぎても、一定の期間内は施工業者の責任で不具合を修繕させるべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁①】
高木北小学校の校舎については、本年4月の開校後、体育館の壁面等に一部クラックが発生し、その箇所から雨水が染み出すという事案が発生いたしましたが、構造上の安全性には問題はなく、これまで、雨漏り箇所の補修等を行うことにより、学校施設の管理上支障が生じないよう適切に対応してまいりました。
今後も、新たな不具合が生じた場合には迅速に対応してまいります。
次に、瑕疵担保期間を過ぎても、一定の期間内は施工会社の責任で不具合を修繕させるべきとのご質問でございますが、 これまでも建築工事については、瑕疵担保期間の1年間を過ぎた後であっても、不具合の内容によっては、施工会社と協議のうえで、経過観察の期間を設けたり、無償で補修工事等を実施してまいりました。
今回の件につきましても同様に、一定期間の無償での補修について、施工会社と協議しているところでございます。
【質問②】
雨漏りを防止し、市の公共施設の建物性能を上げるためにも徹底した原因究明を行うと共に、具体的な雨漏り防止策を検討するべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁②】
今回の高木北小学校の雨漏りについては、施工会社からの報告等を基に、市職員が現場を確認し、設計会社も交えて原因を調査してまいりました。
その結果、雨漏りの原因となったクラックは、材料の強度不足などによるものではなく、コンクリートの乾燥収縮によるものであり、施設の安全性については問題がないと判断しております。
具体的な雨漏り防止策につきましては、たとえば外壁の仕上げを防水性の高い材料とすることが考えられますが、施工時期や費用対効果などの課題があることから、その使用については、今後、調査研究してまいります。
【質問③】
鉄筋コンクリート造の建物において、クラックが入るのは当たり前、雨漏りするのも珍しくもないという説明を受けているが、過去10年間だけでも何度も市の施設がクラックによる雨漏りを繰り返していることについての市の見解は、どうか?
↓
【答弁】
最近10年間に建設した16箇所の鉄筋コンクリート造の施設について調査したところ、複数の建築物の壁面でクラックに起因する雨漏りの発生が確認されましたが、いずれも軽微なクラックで、雨漏りについては、大半が壁の内側に雨水が少しにじみ出る程度のものであり、大きなトラブルは発生しておらず、安全性や耐久性の面から、直ちに補修が必要となるレベルのものではないと判断しております。
一般に、鉄筋コンクリート造の建築物につきましては、材料であるコンクリートの性質上、クラックの発生を完全になくすことは非常に困難でございますが、長期的な施設の維持管理の観点から、クラックからの雨水の浸入等による内部鉄筋の腐食などを防止するため、今後は、クラックを誘発させる目地の配置密度を高めたり、可能な限りコンクリート打設後の養生期間を長くとるなど、クラックの発生をできるだけ抑えるような方策を検討してまいりたいと考えております。
-----------------
・・・なんか色々それらしいことを言ってはるんですけど、
□□□□□□□□□□□□□□
●学校のステージ上に巨大な水たまりができ
●そのことを学校関係者や状況を知っている一部の保護者も不安に思い
●それを聞いた議員が議会で取り上げ、
●その話を聞きつけた記者さんが学校にやってきて新聞記事になり
●学校に複数の問い合わせが寄せられ、説明文書を配布せざるを得なくなり
●しかもなお多くの保護者・地域関係者が強く不安に思っている
□□□□□□□□□□□□□□
という状況にありながら、「こんなん大した問題ちゃいますわ!」と言わんばかりの、この姿勢にものすごい違和感を感じるんですよね。
というわけで、この話、もう少し続けます。
さて、出初め式が終わった昨日から明日までは、これまた毎年恒例・十日戎。
我が浜脇消防分団員は、十日戎の期間中はできるだけ詰め所に集合することになっているのですよ。
というわけで、役所でないとやりにくいお仕事も一段落ついたことですし、ボチボチそちらに向かいます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。