もうすぐ節分。
で、節分といえば鬼な訳ですが、鬼のパンツが虎縞なのには、ちゃんと理由があるそうで。
これはしらんかったなあ。
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そうだったのか!鬼のパンツが虎縞の理由とは
と、そんな与太話はさておいての本題、一回飛ばしてしまった一般質問の質疑のご報告の続き。
ひとり親家庭の世帯主が養育費を確保しやすくなるような取組を推進するべき!という話ですね。
それでは早速どうぞ。
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【質問】
ひとり親家庭の経済的苦境を救うため、養育費について広く周知に努めるとともに、取得を積極的に促すための取組を推進するべきと考えるが、どうか?
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【答弁】
ひとり親家庭にとって養育費の取得は、経済的な問題のみならず、親としての責任を果たすという意味においても、重要なことと考えております。
養育費に関する周知については、現在、離婚届用紙の交付時に、国が作成したパンフレットの配布を実施しております。また、市の窓口において、母子・父子自立支援員が離婚前相談やひとり親家庭相談を行う場合においても、ひとり親家庭支援の制度全般をまとめた「ひとり親家庭福祉のしおり」等を活用し、周知に努めております。
今後は、児童扶養手当の手続きのため、窓口へ来庁された際にも、養育費の相談窓口機関のリーフレット等を用いて紹介し、養育費に関する制度の周知を徹底してまいります。
また、「ひとり親家庭福祉のしおり」をより分かりやすい内容に見直すことで、さらなる制度の周知を図るとともに、関係各課、子育てコンシェルジュとの連携をより一層進めて、市民への積極的支援に努めてまいります。
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【意見・要望】
養育費について、相談があった場合を除いては「現在、離婚届用紙の交付時に」「パンフレットの配布を実施して」いるだけであることが確認できました。
離婚される方の多くは、いろいろな意味で大変な状況にあるはずです。
そうした状況にある方々に対して、「ただパンフレットを渡すだけ!」という対応は不親切過ぎます。
答弁にあったとおり今後は、全ての方に面談できる機会である「児童扶養手当の手続きの」「際にも、養育費の相談窓口機関のリーフレット等を用いて紹介し、養育費に関する制度の周知を徹底して」頂きたい。
また、こちらもご答弁頂いた通り、「ひとり親家庭福祉のしおり」を「より分かりやすい内容に見直す」と共に「関係各課、子育てコンシェルジュとの連携をより一層進めて、市民への積極的支援に努めて」頂きたい。
ひとり親家庭には経済的な問題はもちろん、教育支援など多くの課題があることを念頭に、様々な課題に積極的に取り組んで頂くよう要望しておきます。
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今現在の話も、勿論そうなんですが。
「親世代から子供世代へと貧困状態が引き継がれ、それが固定化してしまう!」という、いわゆる「貧困の連鎖」を断ち切るという観点からも、ひとり親家庭に対する支援とても大切だと思うんですよね。
前々回のブログでも触れたとおり、大人が1人の世帯における子供の貧困率は、実に54.6%にもなるわけで。
というわけで、ここらへん、しっかり勉強も提案もしていきたいと思います。
単独自治体で出来ることは、どこまでいっても限界があるとは思うのですが。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。