最近、ヒアリングはもちろん、書籍・冊子・ネット記事等々を通じて、PTAについて絶賛・勉強中。
ちなみに、こちらは西宮市PTA協議会発行の冊子。
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しかし調べれば調べる程、つくづく奥が深く、いろいろな意見がありますな、この問題...
というわけで今日のブログは前回の続きです。
私、前回ブログでも書いた通り、これからの時代、積極的にPTA活動のあり方を見直すべきだと考えています。
というよりも見直さない限り、PTAという組織を続けていくこと自体、難しいのでは???と思うんですよね。
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【ご参照】
PTA活動について考える。 ~持続可能な組織であるために、市にできることはなんなのか???~@前回のブログ
で、PTAとひとくくりに言いますが、その中には分けて考えるべき二つの要素があります。
一つは各学校に設置されている、いわゆる単位PTA(以下、「単P」)。
もう一つが単Pの連合体である西宮市PTA協議会(以下、「P協」)です。
ちなみにPTAは徹底的に民主的な組織なので、単PとP協はどちらが上とか下とかではなく、あくまで対等な組織ということのようですね。
前回のブログでは単Pを中心に書きましたが、P協にも、いろんな問題があると思っています。
でも、ある意味、P協の方がよりキツい面もあると思うんですよね。
例えば、会議のために集まること一つとっても、単Pなら子供が通っている学校なので多くの場合、自転車で10~15分程度もあれば到着できます。
でも、P協の場合、それとは比較にならない遠い道のりを経なければなりません。
北部地域に住んでいらっしゃる方がP協役員に就任したりとかすると、その往復だけで、ほんま大変やろうなあ...と。
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【PTA協議会は総合教育センター西館内】
※5/24追記※
「P協は3月中旬に総合教育センターに移転しており、掲載地図が誤っている」趣旨のご指摘を頂き、地図を差し替えました。
たいへん失礼しました。
P協の場合、「行政によって便利使いされている!」と感覚をお持ちの方も、少なからずいらっしゃると思うんですよね。
例えば「行政が行う講演会等についてP協→単Pというルートで実質的な集客命令が下される。それが依頼するP協にとってもされる単Pにとっても大きな負担になっている!」といった話なんかは、よくよく耳にするわけで。
(同様に単Pでは「学校に便利使いされている!」という感覚もあるように思っています。)
とは言うものの、新役員が就任するときには既に前年(あるいは、もっとずっと前)からの流れで、予算も事業スケジュールも決まっています。
とりわけ組織規模の大きいP協において、ここにメスを入れるってのは、そう簡単にできることではないと思うんですよね。
だからこそ、以前のブログで書いたように教育委員会が踏むべき手順を踏んだ上で、P協・単Pと共に業務の改善に取り組んでいくことが、きわめて重要だと考えています。
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【再び、ご参照】
PTA活動について考える。 ~持続可能な組織であるために、市にできることはなんなのか???~@前回のブログ
幸いなことに、教育委員会側も概ね、同じ問題意識を持ってくれた様子。
そして現状改善のための手段についても、概ね同じ認識に立ってくれたように感じています。
ならば、この話、しっかり前に進めることが出来るように関与していかねば!ですね。
そして、単P・P協の皆様にも、是非、積極的に業務改善のため、もっと大きくは組織のあり方を見直すため、積極的に声と名乗りを上げて頂ければ...と思います。
なにせ「社会教育団体であるPTAのあり方・業務に、教育委員会が強制的に口を挟むことは出来ない!」というのが大前提ですから。
ここ、ほんと、なんとかしたいんですよね。
もちろん一朝一夕でなんとか出来る話だとは思っていませんが、少しずつでも前に進めることが出来れば...と切実に感じています。
及ばずながら、頑張ります!
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。