西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

ちりも積もれば山になる。というわけで、就学奨励金×申請の話が一歩前進しました!

2018-05-14 14:01:42 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

「応仁の乱」がベストセラーになった呉座先生の新刊を読了。
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正直、「応仁の乱」はマニアックすぎて、ややキツかったんですよね、個人的に。
それに比べて新刊は、源義経に足利尊氏・日野富子、本能寺の変・関ヶ原の戦いといった歴史好きにはなじみ深い内容を取り上げているだけに、ずいぶん頭に入りやすかったです。
このへんの分野、お好きな方で、興味おありの筋には是非どうぞ。

さて本題、先日ブログで取り上げた「就学奨励金申請書」について、少々進展がありましたので、ご報告。
ちなみに先日のブログで取り上げた話は
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●「西宮市立小学校の児童及び西宮市立中学校又は西宮市に居住する兵庫県立芦屋国際中等教育学校前期課程の生徒の保護者を対象に、給食費や学用品費などの学校教育活動における必要な経費の一部を援助する(←西宮市HPより引用)」就学奨励金という制度が存在する
●この対象となる世帯は
 ⇒小学校では約15%
 ⇒中学校では約18%
 ⇒全体で15~16%程度
 と少数に留まる
●ところが現在は、この制度の告知&申請のため新一年生が存在する全家庭に申請書一式と返信用封筒を郵送している
 ⇒これって非効率なのでは?
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という話です。
なお、これら書類の郵送にかかる費用は年間60万円程度だそうな。
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【ご参考】
ものすごいデジャブを感じる、この展開。教育委員会事務局って、ほんま、こういう話が多いよな...@2018年5月のブログ
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※対象世帯の率・郵送に係る費用が【ご参考】としているブログと異なりますが、今回のブログの数字が、より正確なものです。
この点、ご了解下さい。

で、この内容について、ようやく具体的な見直し案が示されました。
具体的な内容は、こちら。
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ものすごくざっくり言うと、
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●制度の告知は8月中旬の健康診断通知書にて行う
●全家庭に申請書一式と返信用封筒を郵送するのはやめる
●申請者の抜け・漏れを防止するため、2月初旬の入学説明会で全保護者に対して就学奨励金申請書を配布する
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ということですね。
一定、評価できる形だと思います。

ちなみに「8月中旬に告知するけど、申請書が用意され、申込みできるようになるのは12月上旬以降!」というのは、抜け・漏れの防止という観点からは、よろしくない形やよなあ...と思っています。
すぐに申し込みできなきゃ、忘れちゃいますもんね、こういうの。
ただ今年度については、制度改正の関係とやらで「12月上旬にならないと申請書は完成できない!」とのことなので、やむを得ないか...と。
ちなみに来年度以降は、告知したタイミングから申込みできる方向で考えて頂けるとのこと。
ここらへんも、ちゃんと推移を見守っていかねば!ですね。

たかが60万円、されど60万円。
こういう地道な見直しを重ねていくことは、とても重要なことだと考えています。
引き続き、こうした指摘・提言等、行ってまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。