本日のブログは、今日付で解禁となった子育て関係情報×2のご紹介。
というわけで早速、始めます。
一つ目の話は留守家庭児童育成センターの開所時間繰上げの話です。
本日付・市政ニュースに記載の内容はこちら。
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この内容、も少し詳しく説明すると
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●本市の留守家庭児童育成センターの夏休み等長期休業期間中の開所時間は原則、午前8時30分
●が昨年度までに、上ヶ原南・北夙川・瓦林・神原・甲子園浜・香櫨園・小松・高木・高木北・高須西・段上・鳴尾北・鳴尾東・浜脇・深津・安井・用海の留守家庭児童育成センターでは、開所時間を8時に繰り上げられている
●今年度からは北六甲台・甲陽園・大社・高須・段上西・名塩・春風・平木・南甲子園・山口の開所時間も8時に繰り上げる
●来年度から全育成センターで長期休業期間中等の開所時間を8時に繰り上げる
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ということになります。
もともと本市の留守家庭児童育成センター(=働く保護者の子供を預かる施設)の夏休み・冬休み等、長期休暇時の開所時間は午前8時30分でした。
でも保護者がフルタイムで働いている場合、この開所時間では色々と厳しいですよね。
そもそも普段、学校がある時期に、子供たちが通学する時間帯は、もっと早いわけですし。
というわけで私、留守家庭児童育成センターの開所時間を午前8時に前倒しするべきだと言うことを指摘・提案していました。
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学童の開所時間繰上&一時保育の強化など、取り組むべき課題は、まだまだあります!@2015年7月のブログ
その結果、市から
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●育成センターの開所時間前倒しを一部の育成センターで試験的に実施します
●ただし、その分については延長保育と言うことで追加料金を徴収します!
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という話が示されたのは2年前の3月議会のこと。
でも、それって「延長保育として追加料金を徴収する!」という形ではなく、開所時間自体を前倒しするべき!(=延長料金は徴収しない!)だと思ったんですよね。
だって「子育てするなら西宮」なんでしょ???と。
というわけで他の会派・議員にも働きかけて、市が提案してきた議案をひっくり返した結果、市は「今後、段階的に、延長料金なしで開所時間を前倒しします!」という新たな方針を示しました。
そこらへんの経緯は、こちらに記載の通りです。
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【市政報告45号×2016年4月発行】
【より詳しくは、こちら】
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「子育てするなら西宮!」を謳うなら、お金を取らずに時間延長するべきです@育成センターの話。@2016年3月のブログ
時間はかかったけど、ついに全育成センターで実施までこぎつけたのは感無量。
こういう風に様々な問題の改善に関わっていけることは、つくづく議員冥利に尽きますね。
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で、もう一つは、うってかわって厳しい話。
本年4/1付けの待機児童数が昨年度から90人増加し、413人となったことが本日、公表されました。
厚生労働省が定める「待機児童」の定義が昨年度と変わっているため、単純な比較が妥当かはビミョーなところ。
とは言うものの
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●入所申込者数2,745人のうち413人もが待機児童になった
→年度初めのこの時期は、年間で最も待機児童数が少ない時期なのに...
●小学校入学前の児童全体の数はH28→H29で500人以上減少、H29→H30で700人以上減少と大幅な減少基調にある。
→ところが保育所への入所申込者数はH28が2,390人、H29が2,745人、H30が2,745人と増加傾向にある。
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といったあたりは、極めて深刻な問題だと考えています。
市はH28~H30の三年間で約1,500人、保育所の受入枠を拡大することを目標に掲げ、待機児童対策を推進しており、現時点で約1,300人の受入枠拡大に目処が立っているとしています。
しかしながら仮に1,500人の拡大が実現できたとしても、それによって待機児童が解消できるかは定かではありません。
だからこそ政策を総動員して、この問題には取り組まねばならないと考えています。
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保育所の受入枠を1500人拡大できても、それで待機児童が解消できるかは分かりません。だからこそ考えられる限りの政策を総動員するべきなのです。@2016年8月のブログ
こちらも「子育てするなら西宮」を掲げている以上、もっともっと力を注いでいくべき問題です。
まだまだ打てる施策はあると思っていますし、及ばずながら、私も積極的な指摘・提案等、続けてまいります。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。