西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

なぜ「登校しての対面学習」と「自宅等でのオンライン学習」を選択できるようにしないのか?今の西宮市政には、あまりにも危機感がなさすぎます。。。

2021-08-26 09:45:39 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

これ見ると、不織布マスクが推奨されている理由は一目瞭然ですね。
個人的には「富岳のシミュレーションの結果、云々...」より、よっぽど説得力があるな…と。
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ウレタンマスクの超アップ画像に「すかすかだ」「すごい説得力」 小5の夏休み研究にネットで称賛の声


さて、本題。
目前に近づいてきた西宮市立学校の2学期ですが、ほぼほぼ従前通りの形で進められることは既報の通り。
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【ご参照】
市立学校園は予定通り、8/30に新学期を迎えるとのこと。これに関する、諸々の連絡がありましたので情報共有します!@一昨日のブログ

一方で、他の自治体では違う形をとるところもあるようです。
近隣で言うと、川西市では
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●授業は原則として「対面授業」と「オンライン授業」を併用し、保護者ならびに児童・生徒の選択制とする
●自宅等における「オンライン授業」においても出席日数にカウントする
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ことが示されました。
危機的ともいうべき新型コロナウイルス感染症の拡大状況の中、登校しての「対面授業」と、自宅等での「オンライン授業」を選択制とし、対等なものと位置づけたこと、強くそうあるべきだと思います。
加えて「対面授業とオンライン授業はそれぞれの教職員にとっても児童・生徒にとっても初めての取り組みとなります。実施するうえで様々な問題が発生することが予想されますし、対面の授業と同等の質を確保できないかもしれません。それでも、子どもたちの学びを守るため精いっぱい取り組んでいきますので、学校や教職員を温かく見守っていただきたいと思います。市としても教育委員会を通じ学校現場を支援していきます。」と、自身の言葉で述べている川西市長の姿勢は誠実であり、とても好感が持てると思いました。
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市長メッセージ「川西市では当面、対面授業とオンライン授業の選択制とします」@川西市HP

翻って考えたときに、なぜ西宮市は、こうした形を取ることができないのか...と悲しく感じます。
市長も、夏の甲子園の観戦客数を絞ってほしいと述べたと報道されたくらいですから、危機感を持っているはず。
ただ、その危機感が向かう方向に、どうにも違和感を感じるんですよね。
甲子園球場の観客を心配するくらいなら、学校で感染が拡大することや、それが家庭に持ち込まれることをこそ心配するべき。
そして、その状況下では子供の学びを保証する!」という観点から、自宅等でのオンライン学習という選択肢を提供し、各家庭が選択できる形を取るべきだと思うのですよ、私は。

感染拡大による状況の悪化は以前から十分、懸念されていました。
だからこそ、こうした事態に備えてオンライン学習を可能とする体制を整えるべき、実施に向けての障害となる課題を解決するべく取組を進めるべき、という指摘と提案を続けてきたものとして、強い憤りと虚しさを感じずにいられません。
一体これまでの期間、何をやってきたのか?この危機感のなさはなんなのか??と。
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【ご参照】
【オンライン授業】「全員一律は無理。だから一切やらない!」は思考停止が過ぎるでしょ... できることから少しずつでも取り組むべきです!@2020年5月のブログ

昨年4月にも「予定通り4/7から新学期を開始する!」と広報した3日後、「やっぱり5/6まで休校期間を延長します…」となったことがありました。
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【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@2020年4月のブログ
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朝令暮改的な判断のブレがいいことだとは思いません。
が、今回も判断がブレてくれることを期待したいとさえ思います。
色々な面で、現在の西宮市政には危機感がなさすぎる…

この状況下で、ほぼほぼ従前通りの対策だけで新学期を迎えることを懸念・心配する声をたくさんいただいています。
私自身も、独りの親として同じ思いでいます。
一方で、この状況下、私の力で出来ることは甚だ限られていることを心から申し訳なく思います。
本日のブログは、これにて失礼いたします。